椚ヶ丘中出身の男装女子は烏野高校＜2＞

合宿すたーと ページ9

黒「ああ、そうだ」

そして澤村さんの方へ行った

紫「ヘイ前原たまにはいい仕事するね」

前「何、お前今日テンション高くねーか？」

紫「そんなことない」

山「....紫紅の知り合い？」

あ、山口

紫「ああ、えっと中学の」

山「えっ、じゃあ椚ヶ丘の...??」

前「.....まあな！」

コイツには地雷じゃないみたい。

聞かれるのヤダっていうやつもいるからね

月「じゃあ、身体能力はすごいわけ？」

前「ま、一応な！紫紅には誰も敵わねーけど」

岡「まーえーはーら！何してんの！
って....紫紅ー！！！」

ひなた....


まった、こっちくるな！え、突進してくる...!!

紫「ぐっ.....痛いわアホ」

抱きついてきたひなたの額をペチっと叩く

岡「久しぶり！」

いや、作戦会議の時あったけどね

そのまま体育館に移動

まぁ、ローテーションで試合やるみたいな形式だ




その時の合宿は二日間何事もなく終えた

....あいつらは何を考えてるんだ？

まぁきっと、次の一週間弱ある部活のどこかを狙ってくるんだろう


.......守り通してやる


そして宮城に帰ってきた俺たちは個人個人の壁とぶつかって技術を向上させていた

俺も短時間なら動けるのでみんなの練習に手助けをしていた

ただ__月島だけなんかハマってない

次の合宿で影響受ければいいな

日向と影山の変人速攻も進化したみたいだ

.......自分も混ざれないのが少しかなしいな

東京に行く前、最後の練習の日俺は澤村さんと帰っていた

澤「ごめんな、自主練付き合ってもらって」

紫「いえ、俺の体力アップにもつながりますし大丈夫です。気にしないでください」

澤「そうか、ありがとな」

.......この人の笑顔はもっと見たいと感じる

不思議だ


初めての感情。
これはまだ気づかないフリをしておきたい








到着

今回も梟谷学園でやるらしい

木「へいへーい！紫紅！！」

ウワ木兎さん

紫「ちわっす......京治！！」

赤「紫紅、マネージャーだっけ？」

紫「うん、あれ、メグと磯貝は？」

赤「体育館で準備してるよ」

そっか

澤「あれ、知り合いか？」

前の合宿は話す暇もなかったからなぁ

紫「はい、こっちが幼馴染で、梟谷の皆さんには何度かお世話になってます」

澤「そうか、お前の友好関係相変わらず広いな」

まぁ、全部中学の頃のだけどね


1日目は目立った動きもなかった

鷹岡と来栖、二人の脅威を警戒しながら合宿はまだまだ続く

とんだストレスだ


片「紫紅......アンタお風呂どうするの」

甘党ですが(　´Д｀)なにか？→←赤点おつ

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