椚ヶ丘中出身の男装女子は烏野高校＜2＞

E組集合〜 ページ14

「紫紅〜！！！」

そんな賑やかな食堂の空気を凍らせたのはこいつ

入り口に全員の目が行く、が、もうそこにはいない

「久しぶりっ会いたかった！」

移動早いw

紫「とりあえず離れろお前w」

周りがどよめく

それもそのはず

紫「君は自分が有名人だってもっと自覚しな」

「だって〜」

そう、こいつはカエデ。

カエデのテンションおかしいと思う。

紫「一人できたの？今ご飯中なんだけど」

茅「カルマと渚も一緒だよ。途中で矢田っちにも会った」

紫「みんなんとこ行ってこい。後で行くから」

茅「絶対来てね！じゃ、あとで」

カエデが去っていくと嵐が通り過ぎた感じがした

磯「紫紅おつかれ」

紫「あ、皆さんご迷惑おかけしました。どうぞ朝食の続きを」

そう言ってご飯を食べ始める

すっごい変な雰囲気だけど。

秒速で食べ終わりカエデたちのところへ向かう前に、コートの準備をする

途中で潔子さん、仁花も来た

清「一人でやってたの？...あとは私たちがやるから友達のところ行ってきたら？」

谷「残りはやっておきますので！」

紫「あ....じゃあお言葉に甘えて。ありがとうございます」

俺は小走りでカエデたちがいるところに向かう

場所はさっき磯貝に聞いた

その場所に着くともうE組全員揃っていた

茅「あ、紫紅〜！早かったね」

神「紫紅くん、久しぶりだね」

紫「おう、有希子久しぶり」

業「あとは前原と岡野ちゃんだけだね」

ああ、音駒組

紫「多分ミーティングやってたかな？あ、マネージャーヒナタだけだから前原が手伝ってるのかも」

磯「じゃ、もう少し待つか」

少し経つと全力疾走してくる二人が見えた

....全力疾走。

俺らのところに着いたのはヒナタの方が速かった

岡「前原まだまだだね」

前「お前がすばしっこすぎんだよ」

この二人なんだかんだ仲良しだからなぁ

磯「じゃあ始める。みんなに集まってもらったのは鷹岡と来栖のことだ。おそらくこの合宿中に仕掛けてくるだろうと予想をしてる。

でも、それだけじゃあバレー部の皆さんに説明するのが難しくなる。だから俺らが練習に付き合うって事で監督に承諾してもらった」

紫「まぁ、元々部員のやつもいるけど」

磯「ああ。でだ、その練習内容が、この学校の裏山でのドロケイ、だ。」

おお！！

渚「僕らが警察をやるの？」

磯「うん、部員のやつもこのメニューではE組側で」

寺「コードネーム使うのか？」

業「あ、いいじゃん。寺坂にしてはいいアイディアだね」

寺「おい！」

元No. 1なんで→←もはや好青年の代名詞だろ

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