しちゃった ページ40
なんで
こんなに余裕そうに‘やっぱ午後ティーのレモンしか勝たん(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))’的な顔できるんだよ！！
私は，
照れ隠しのために超早口で捲し立てるように話してるっていうのに､､､。
やっぱりいつも余裕たっぷりの黒尾先輩には敵わないや。
気にしてない所もかっこいい。
話途中で黒尾先輩が後ろに座っていた夜久先輩に呼ばれ，
私は暇になる。
お気に入りのミニリュックの中からスマホを取り，L◯NEを開く。
倫くん今暇かな､､､。
(以下，すなりんとAちゃんのトーク画面っす)
《倫くん
A今暇?
倫くん一応
倫くん何?
A好きぴが居て,その人と間接キスしちゃった!!
倫くん良かったね
Aやばい
Aこの後どうしよ
倫くん好きぴってどんな人なの
Aイケメン
A背高い
Aイケボ
倫くんどんな人なのってそういうことじゃないんだけどw
倫くん学年とか,どこの学校とか
A東京都立音駒高等学校3年5組,男子バレーボール部主将,背番号1番,ポジションはMB。
倫くん具体的すぎて草
A今東京に帰る途中でね,新幹線乗ってんの
Aんで午後ティーレモン好きって言ってて,
Aちょうど持ってたから飲むかって聞いたら
A躊躇なく飲みやがった
Aあの女たらしめ☺️
倫くん喜んでんじゃんAははははははははははははははははははは
倫くんうわ怖w
A倫くんひどw
A🥺
そんな馬鹿げた会話を続けているうちに，
黒尾先輩と夜久先輩のやりとりはもう既に終わっていた。
A「あ，すみません。勝手にスマホいじってて。」
黒尾『ねぇお嬢さん？この際だから連絡先交換しません？？』
え(΄◉◞౪◟◉｀)？喜んで？？
A「勿論！いいですよ！)」
にやにやが〜止まらない♪
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作者名：Omitsu | 作成日時：2023年11月2日 21時
