嫉妬 黒尾side ページ31
“求母症候群”か、、、。
聞いたことない病気だな。
Aがその病気について詳しく説明してくれる。
母親を亡くした人に現れるもので,どうのこうの、、、。
初めてその症状が出た時,“倫くん”って奴が助けてくれたらしい。
“倫くん”って誰なんだ、、、?
疑問に思い始めた時,ちょうどAが話すのに一区切りついたようで。
気になったことを聞いてみた。
黒尾『なぁ,その“倫くん”って誰なんですかね、、、?』
A「あぁ。
黒尾『へー。同い年?』
A「いいえ。私の一個上で,今は兵庫の高校、、、。確か,“稲荷崎高校”ってところに行ってます。」
黒尾『ふーん。仲良かったみたいですね(^ν^)』
A「はい!!倫くん,すごいバレー上手で,それで推薦もらって今の高校入ったらしいですよ!!」
Aは嬉しそうに話し始める。
胸に痛みが走る。
何なんだこの痛みは。
もしかして、、、。
海『それって嫉妬じゃない?』
夜久『黒尾〜。お前がAのことになると,やけに必死だったのはそういうことか、、、w』
嫉妬,か、、、。
部活前に,昨日と今日の一連の流れを話し,胸が痛くなったと伝えた結果がこれだ。
海『まぁ自分以外の人のことで楽しそうに話してるとちょっと胸にくるよね。特に同性だと。』
夜久『確かにな。Aにはなんかこう,オーラ?ってもんがあるよな』
黒尾『それな。ほんとそれ。』
灰羽『クロさんどうしたんすか?俺みたいなオーラが欲しいんすか??』
夜久『リエーフうるせぇ!!早く着替えてネット用意しろ!!』
灰羽『っす,すいません夜久さぁん!!』
海『なるべくああいう奴にはこのことバレないようにしておくからね(^ω^)』
海が小声で俺に告げる。
黒尾『海マジ神(((o(*゚▽゚*)o)))サンキューな(^ω^)』
俺って嫉妬してるのか、、、。
ってことはAのこと、、、。
“好き”
なのか、、、?
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作者名:Omitsu | 作成日時:2023年11月2日 21時