過去を知る=人を知る ページ27
行きたくない。
学校へと向かう足取りが重すぎる。
黒尾先輩に会いたくない。
A「どうしよう、、、」
目の前を見ると,学校まであと少し。
あれって、、、。美味しそうなプリン、、、??
また下を見ようとした時,視界に入ってきた。
プリン、、、じゃなくてプリン頭の先輩!?
あの黒尾先輩といつも一緒にいるセッターの!?
気づかれる前にこの場を去りたくて,つい早足になる。
グイッ
研磨『ねぇ、、、。A、、、?』
詰んだ。
先輩に気づかれた。
幸い,隣には黒尾先輩はいない。
A「はい,なんでしょう、、、(^ν^)」
研磨『クロから聞いたよ、、、。Aのお母さんってもしかして、、、。』
A「はい。2年前,交通事故で。それが、、、?」
予想は的中した。
孤爪先輩が私を呼ぶなんて,よほどのことじゃないかぎりしない。
研磨『いや。気になったから聞いてみただけ、、、。じゃあ。』
A「はい。ではまた部活で。」
研磨『あ、、、。あとさ,敬語じゃなくていいよ。俺そういうの嫌いだから。』
A「、、、。は,、、、。う,うん。じゃまた部活でね(^ω^)」
研磨『うん、、、。また。』
話し終える頃には,昇降口に着いていた。
孤爪先輩って意外と緩いんだな、、、。
タメでいいって。
あ〜今日黒尾先輩に会いたくないな〜、、、。
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作者名:Omitsu | 作成日時:2023年11月2日 21時