求母症候群 ページ25
いつの間にか,私は黒尾先輩に体を預けていた。
A「ひゃっ!!た,大変申し訳ございませんっ、、、。」
黒尾『いいっていいって。俺はAの母親代わりだからさ(^ω^)』
母親代わり、、、?
この人はいったい何を言っているのだろう。
何故私のお母さんが亡くなったことを知っているのだろうか。
黒尾先輩には,って高校入ってからは誰にも話してないのに、、、。
疑問がぐるぐると頭の中を駆け回る。
まさか、、、
また“求母症候群”の症状が、、、?
(⚠️以下この症候群の説明です。)
【求母症候群とは】
「症状の出るタイミング:母親が亡くな(ったことによ)り,孤独を感じた時に出る。
この症状が出る時,母親が見えたこと以外に患者の記憶はない。
特に生前の母親と仲が良好であった者に出やすく,
患者の目の前に亡くなった母親があたかもいるように見え,
側から見ると独り言を喋っている変人に見える。」
私が中2の頃,お母さんが亡くなってすぐの時。
その症状がだいぶ出たらしい。
幼馴染の倫くんが教えてくれた。
最近はだいぶ改善したと思ったのに、、、。
先輩に変に思われてたらどうしよう、、、。
さっき言った言葉も,絶対私を揶揄ってのことだろう。
最悪だ。
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作者名:Omitsu | 作成日時:2023年11月2日 21時