音がひとつ ページ1
「…ふぁ、あ…」
眠い…とても眠い。
昨日、徹夜しなければ良かったなぁ…
「おっはよー!A」
「わっ、及川君でしたか…びっくりし…って!あの…!前にも言いましたけど本当に足大丈夫なんですか?」
突然肩に腕を回し挨拶をしたこの人の名は及川徹。
青葉城西バレー部主将。
「だいじょーぶ!それより、俺はうちのマネージャーの方が心配だね。華奢でいつか骨折しそうで怖いよ」
…そして、私はバレー部のマネージャーをやっている。
「…それは私が弱いと言うことですか?」
「あぁ…そうなるね」
「私は決して弱くありませんよ?運動神経もいい方ですから!」
「本当に?」
「本当です!ていうか、腕を退けて下さい」
「えー、いいじゃないか」
「駄目です!……あ、岩泉君と花巻君おはようございます!」
「おはよう!岩ちゃん、マッキー」
「おはよー」
「はよ…それと、及川」
「何?岩ちゃん」
「手を退かしてやれAが可哀想だ」
「え、酷いな」
岩ちゃんと呼ばれた岩泉一、マッキーと呼ばれた花巻貴大。
因みに岩泉君はエースだ。
「あ、花巻君…松川君は?」
「忘れ物したからって家に戻ったー」
「そうですか…うーん、まだ皆揃ってませんが先に始めていましょうか」
「そうだね、岩ちゃん、マッキー朝練始めるよー」
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作者名:暇人kuro | 作成日時:2018年1月21日 21時