椚ヶ丘中出身の男装女子は烏野高校

アホ ページ50

翌日の昼休み

約束通り潔子さんが一年生の教室に来た

なんか廊下がザワザワしてるから潔子さんかなって思ったんだよ

廊下にでて潔子さんを見つけると、丁度日向と話しているところだった

話の内容は、一年で部活に入ってない人はいるかという話

コミュ力の高い日向ならすぐ見つけ出せそう

友達多そうだし

清「あ、紫紅」

潔子さんは俺を見つけ微笑む

うわぁ...マジ美人惚れるってば

周りの視線が痛いんだよな

潔子さんに悪影響があるからあんま目立つとこで話しかけてほしくないけど

だって周りの目は
「え、あの不良と美人どんな関係？！」
「たしかに来栖、顔だけはいいしお似合い？」
「いやでもあの清楚系美人に限って不良はないだろ不良は！」

みたいな感じ

紫「潔子さん、お疲れ様です。俺友達いないんで日向に頼んで正解だと思います。あと...俺が手伝えることありますか？」

清「うん。日向が見つけてくれた部活入ってない子を部活に勧誘するの。一緒にやろう」

...俺が行くと怖がらせそう

清「お願い」

紫「もちろんです」

潔子さんのお願いは破壊力抜群ですね


その日の練習後ミーティング

再来週の練習試合の話や東京遠征の話をした

...そこで問題が。

来月、期末テスト。

俺はもちろん問題ない。
けど4名ほど....はい。

補習があると、遠征行けないんだってよ

田中さん、西谷さん、影山、日向

バカ四人組☆

菅「俺たちも部活と勉強両立するって言ったからにはそれなりの成績出さないとな」

月「赤点はないデショ」
縁「ないね。」

紫「勉強したらできるじゃん。なんでできないのか。」

澤「それはな、勉強してないからだ」

まあ、知ってた

日向今までの60点満点中、2桁取ったことないらしい笑

紫「いや、せめて半分取れよ」

影「そういうお前は」

紫「55点以下とったことないけど？」

月「むしろいつそんな点数取ったの」

紫「いや....眠くて。寝てた。気付いたら終わる
5分前で、急いだ解いたけど間に合わなかったんだよな」

月「そっちのがアホみたいだけど」

紫「うっせぇ」

澤村さんも本気だ。

澤「この馬鹿4人抜きで烏野のMAXが発揮できるか？！いや、できない！

やってやる...全員で.....東京行ってやる.....！」

目が据わってるしこわい

部室で着替えてる時、作戦会議みたいなのしてた

まず寝ないこと！だってw

月「君もじゃん。」

紫「俺はテストの点数取れてるからいいのだ」

菅「お前もなるべく寝んなよー」

紫「うぃっす」

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