椚ヶ丘中出身の男装女子は烏野高校

絶許！ ページ30

は？声とかかけさせ無いよ

俺はニコニコしながら声をかけようとした人を見ておく

なんかあっち行っちゃった

まぁ潔子さんの周りは田中さんと西谷さんが威嚇しながら歩いてるし誰も近づか無いでしょw

2人は潔子さんに叩かれてたし

ざまぁ

「なぁ、あの小さい奴って...千鳥山の西谷だよな...？」

へ、リベロ賞取ったんだ

この人凄いやつじゃん

「オイ、アレってアレだろ...」

表現力どこ行ったw

「天才セッターって噂の___北川第一の
"コート上の王様"...？！」

え、なんか凄いあだ名

あ、嫌いなんだ

日向とか小さいからリベロかなとか言われてるし

紫「噂って嫌い...」

清「？なんで」

紫「...あ、自分の噂聞くの嫌なんです。あることとないこと言われて___こっちの身にもなれよって話」

澤「...っ...」

あっ、殺気が

俺の殺気は鍛えられたものだから渚のと同じくらい凄いはず

紫「まぁどうも思わ無いからいいですけど」

普通の...無表情に戻すと潔子さんと澤村さんは安心したようだ


伊達工業のバレー部にすれ違う

なんか凄...

威圧感って感じ

その中の1番デカイやつ...

あ、コイツ青根って名前だ

寝るまも惜しんで調べたんだよ

眠い。めんどくさかった...

そいつが旭さんを指さす

ロックオン...ね

伊達工が行った後旭さんの顔を見ると汗だらだら

清「じゃあ後で」

紫「はい。...俺にも今度教えてください」

清「！...いいよ」

そう言って微笑む

いや待った...女神！

俺が女としてこの場にいたら躊躇なく抱きついたっ！

てか、潔子さん、俺が女だってわかってから笑顔が増えた...？

男子苦手なのかな

田「ずるい...」

澤「どうしたんだ、田中？」

田「潔子さん、紫紅にだけ微笑む...絶許！！」

澤「(女だって知ってるからな...)ああ...」

菅「確かにな。...紫紅イケメンだから仕方ないべ？」

西「羨ましい」

旭「ま、まぁまあ」

なんか覚えのない恨み買ったよ

紫「.....顔がいいもんで、すみませーん」

顔がいいとはよく言われる

...デザイナーベビーだから当然のこと

あまり好ましい褒め言葉ではない

田「くそっ！イケメン滅びろ！」

...月島もイケメンだよな

どうでもいいけど。

応援先に座っていると後ろ側がうるさい

振り向くと青葉城西がいた

青葉城西...県内で2位だっけ

あ、イトナのとこ！

ジロジロ探すのも面倒だから前に向き直ったけど

糸「おい、お前いたのか」

話しかけてきたー

勝ち→←試合の朝

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