黒尾鉄朗×ヴァンプ 6 ページ11
*
「んッ.......や、待っ...」
さっきとは全然違う、荒々しい、噛みつくようなキス。
抵抗して口を開くと、そこから舌が滑り込む。
くちゅ、と厭らしい音が響き、羞恥心に頬を赤く染める。
少し強く胸を叩くと、ようやく口を離してくれた。
黒尾「......はっ、あ」
「ふっ...ん、鉄朗、何して」
黒尾「さっき....ベッドでのは正直、慰めの気持ちがあった。分かっただろ?」
「はあ...? ....うん、分かったよ」
黒尾「でも、それはお前が彼女じゃなかったからだ」
「えっ..」
意図がよく分からずに口を半開きにする私に、今度は軽いキスをして言った。
黒尾「...やっぱり今日は泊まってけ。そいつらのコト、忘れさせてやる。それと」
ぎゅ、と強い力で抱きしめられる。
黒尾「俺もお前が好きだ。昔から....ずっと。今だってそれは変わんねぇ。
だから、俺と付き合ってくれ。
そんなヤツの記憶が消えるくらい、これからもずっと思い出を上書きしてくれ」
「.........ん。ありがとう...ありがとう、鉄朗。だいすき」
目から涙がこぼれ落ちる。
でもそれは、悲しさなんてない、嬉しさのつまった雫。
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短編というより中編?になってしまった。
「ヴァンプ(女吸血鬼)×誰か」の話はちゃんと長編にしたかったんだけど、
設定がややこしくなって心が折れたやつです。
補足として、
黒尾さんがそれまでAにアクションを起こさなかったのは、
小さい頃から一緒にいて免疫的なものがついたから。
ヴァンプが人を惹きつけるのは、
人の生き血を吸うために人間に近付くよりも、勝手に来てくれたほうが楽()だから。
"ヴァンプ"は女吸血鬼のあくまで俗称である。
夢主ちゃんを襲ったゲスどもは、バレー部のメンバーにその後滅茶苦茶フルボッコされた。
....という辺りを書いときます。
長くなった上に分かりにくい話でした、ごめんなさい。うへぺろ。
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きゃぱしち(プロフ) - りぃふ@キャー、オイカワサーンさん» こちらこそよろしくお願いします!体、お大事に(*^_^*) (2015年4月10日 19時) (レス) id: dab4615d7f (このIDを非表示/違反報告)
りぃふ@キャー、オイカワサーン(プロフ) - きゃぱしちさん» 本当ですか…!!うわわわわ、ありがとうございます!忙しくはないんですが、私も返信とかできないと思うので大丈夫ですよ^^今日はたまたま体調不良だったので((照 もう治りましたけどねwwではでは!!これからもよろしくお願いします(°∀°) (2015年4月10日 16時) (レス) id: 1a948ab40c (このIDを非表示/違反報告)
きゃぱしち(プロフ) - りぃふ@キャー、オイカワサーンさん» ありがとうございます!私もまだマイページとか作りたてで仕組み?がよく分かってないのですが、友達になってくださるのなら大歓迎です!忙しくてあまりボードなどへの返信はできませんが...(´・ω・`) (2015年4月10日 15時) (レス) id: 821cba77ee (このIDを非表示/違反報告)
りぃふ@キャー、オイカワサーン(プロフ) - きゃぱしちさん» お久しぶりです!!えーとですね…マイページを作ったので、『お気に入り作者』に入れさせてもらいました(*´∀`)ノあの…もし良かったら、私と友達にはなってくれ…ませんよね!!知ってました、すみません!!(( (2015年4月10日 15時) (レス) id: 1a948ab40c (このIDを非表示/違反報告)
きゃぱしち(プロフ) - りぃふさん» ありがとうございます、頑張ります! (2015年3月30日 16時) (レス) id: 821cba77ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きゃぱしち | 作成日時:2015年3月11日 18時