【HQ】かきくへの愛が止まりません

かきく愛3% ページ4

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「松川さん、今日の部活って練習試合なんですか？」

「そうだけど。え、及川から聞いてないの？」

「…及川さん？」

「違う！言い忘れたんじゃないの！わざと言わなかったの！」

「はぁ？こっちにも色々あるんですよ、前もっていってくれないと困ります」







イライラした顔で言うAちゃん。

俺らにかって色々あるんだよ。Aちゃんのことを考えて言わなかったんだからね。







「なんで言わなかったんだよ及川」

「そんなの決まってるでしょ！？相手が烏野だからだよ！！」

「烏野！！？きゃああ！！！影山くんだきゃああああ！！！！！」

「ほらもう！！」

「やばいやばいやばい！！！影山く……あっ国見くんお疲れ様！！カッコいいね！！影山くんだあああ！！！！」

「落ち着け藍住」







どうしようコイツに案内任せられる気がしないんだけど。

…と言っても案内はマネージャーの仕事。こうなればアレを使うしかない。







「Aちゃん」

「はい！」

「Aちゃんに烏野の案内任せようと思うんだけど」
「えっちょっおい嘘だろメイクしてきます！！」

「ちょっと待って！！？」







ぴゃーっと女子トイレへ駆け込んで行ってしまった。
主将の話くらい最後まで聞けよ。


しばらくしたらまっつんがマッキーのとこに行ってしまい、それとすれ違いにさっきとたいして変わらないAちゃんが肩を落としながら戻ってきた。







「はぁ…やっと戻ってきた…」

「及川さん、今日ポーチ持ってくるの忘れてました…」

「…なにしに行ったの君」

「ああっ！影山くんにこんな姿見せられないよぉっ！！」

「いいから話聞いて！！！」







頭を鷲掴みにして床に座らせる。

「いい？」と腰に手を当てて聞くと舌打ちされたんだけどコイツ殴っていいかな。







「もしAちゃんが飛雄を見ても

発狂せず、写真撮らず、触らず、烏野にこんなキモ…変なマネージャーがいるなんてバレずにここまで案内できたら」

「キモいって言いました？え？言いましたよねちょっと座れ」

「金田一と国見ちゃん、それぞれにぎゅーする特権をあげる」

「及川さんイケメン！！！！！」







2人には悪いけどこうするしかないんだよね。



久しぶりの飛雄VS金田一と国見ちゃんのハグ



……え、待ってどっちが勝つのか全然わかんない。







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