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あの時。
僕は咄嗟にマグル避けの呪文を使った。
奴らは僕がいることに気づかなかった。
そして僕の目の前で、僕の両親に、銃口を向けた。
僕が叫んだ防衛呪文は届かなかった。
僕の呪文より早く、奴らの鉛玉が両親の身体へとぶつかった。
僕は呆然と立ち尽くしてしまい、立ち去っていく奴らを追うことすらできなかった。
奴らが乗っていたであろう車のエンジン音でハッとした。
直ぐに両親に近づくと、辛うじてまだ息はしているらしかった。
夢中で、治癒呪文を使った。
使える限りのものを。
結果、傷は癒えた。
そう、傷だけは。
僕は医者じゃないから、救えない。
今の両親は、まるで冬眠でもしているかのよう。
所謂、仮死状態に近い。
心臓は動いているし、恐らく、脳も死んではいない。
なら何故、目を覚まさないのか。
これは仮説だが、僕の魔法が影響しているんだと思う。
あの時、銃弾は貫通しなかった。
2人の体内に残り、僕はそれを呪文で別のものに変えた。
今はそれが、2人の生命力の源になっているのだろう。
つまりは、そう。
賢者の石のようなものが、今の両親を生かしている。
とは言っても、本物の賢者の石ではないから、定期的に僕が魔法をかけて補強しているのだが。
そしてそれは、あの聖域自体にも。
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nuza948(プロフ) - すごく面白いです！だけどコナン君には少しイラッとしてしまいました笑 (2023年3月17日 19時) (
レス) id: 2ef87b9876 (このIDを非表示/違反報告)
vermilion(プロフ) - しゃとれさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえてとても嬉しいです！励みになります！ (2018年10月21日 19時) (レス) id: 1c7a073185 (このIDを非表示/違反報告)
しゃとれ(プロフ) - すごく面白かったです！HPもコナンも好きなのでこういうコラボすごく大好きです！更新頑張ってください！たのしみにしてます^-^ (2018年10月19日 23時) (レス) id: 57b1390f13 (このIDを非表示/違反報告)
vermilion(プロフ) - 月まで行けちゃいそう？さん» わぁー！教えていただきありがとうございます！！某チョコ菓子に頭を占領されておりました...汗 (2018年10月19日 18時) (レス) id: 1c7a073185 (このIDを非表示/違反報告)
月まで行けちゃいそう？ - 24話、ポアロがアポロになってましたよ〜。(^_^;) (2018年10月19日 17時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：vermilion | 作成日時：2018年8月21日 0時
