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１１・おてがみ ページ12
『わっ！』
「なに」
『急に梟さんが郵便投げ入れて来た！刺さった！』
「ニコラスがレターボックスを嫌がるからね。その為のコルクボードだ」
『……流石にどうかと思うわー』
「僕もだ。…ほら、こっちは君のだ」
『あたしにお手紙!?ダンブルドア先生かな？かな！』
「まぁ、当たらずとも遠からずかな」
『―――これ、』
「ホグワーツ魔法魔術学校入学、おめでとう。A」
『ザ、ザックは!?』
「僕もだよ。当然だろ。君が入れて僕が呼ばれない訳ないじゃないか」
『なんかムカつく言い回しだな…』
「だが事実だ」
『…私、ザックみたいに魔法使ったことない…魔法使えるのかなぁ……』
「魔法が使えない者を招くほどホグワーツは甘くない」
「根拠は分からないが、君にはちゃんと魔力がある。僕と一緒に学んだ知識もね」
『ザックと一緒に学校行ける？』
「うん」
『……魔法の学校かぁー』
「きっと知らない世界が待ってるよ」
『楽しみ！ね、ザック！』
(いくぞ！ホグワーツ！)
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作者名：うすしお | 作成日時：2019年10月8日 9時
