【ふしだら】K&A ページ4
(感謝企画第4弾：ななみんさんリクエスト)
(あろま、きっくんと夢主は同棲設定)
柔らかい朝の日差しに目を覚ます
秋の風がカーテンを揺らしていた
『……ん、朝か』
狭いベットの上、身体を起こして背を伸ばす
ぼやけた瞳で右を見ると
艶のあるさらさらとした髪に朝日を受けて
少し眩しそうにしている男性がいた
整った顔に、呼吸するたび揺れるまつ毛
彼に触れようとすると、左から腕を掴まれて
またベットへと引きずり戻されてしまった
ふわふわとした柔らかな髪が風に揺れる
透き通るような白い肌に、男性的な骨格
『おはよう、あろま』
「……ん」
あろまは眠たそうに目をぱちぱちさせながら
私の左腕をしっかりと掴んでいた
「まだ寝てろよ」
『そうだね』
不機嫌そうに言うものだから、そう答えると
安心したような表情を浮かべて
あろまはまた眠りについてしまった
顔を右側へと向けると美しい瞳と目が合う
「おはよ、A」
『起きてたんだね、きっくん』
右手をするりと絡ませあい、
彼は幸せそうな顔で私の手の甲にキスを落とした
「あさごはん、なにがいい？」
『えーっとねぇ……』
ゆっくりと答えを考えていると
きっくんも再び夢の世界へと行ってしまった
2人はしっかりと私を繋いでいて
結局起きることを諦めてしまった
規則的な寝息を立てて眠る彼らを見る
数年前に友人になって、3人でいることが多くなって
友人のラインが曖昧になっていって
今では形容しがたい関係性になってしまった
友人と呼ぶにはさらけ出したものが多すぎて
恋人と呼ぶにはいびつな関係だった
それでも、今の関係は昔と同じで楽しいし
私も彼らも快楽に弱いらしく
人には言えないが、今の生活は充実していた
深い眠りへと落ちた彼らの手を解き
ベットから起き上がる
全身に付けられた赤い跡を隠すように
床に脱ぎ捨てられたシャツに袖を通した
昨夜のことを思い出しながら顔を洗う
貪るように私のことを取り合う彼ら
私は私で快楽に溺れ、記憶が曖昧だった
鏡に映る私は下着の上にシャツを羽織っていて
いわゆる彼シャツの状態だった
この下着は誕生日にあろまがくれたやつ
艶かしい赤色をしていて、赤い跡が映える
シャツの大きさからして…これはきっくんのだな
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はっさく(プロフ) - 魅夢さん» 魅夢さん！ありがとうございます！もう終わらない気がしてきました！でもきちんと終わらせますので、更新はゆっくりお待ちください笑 (2020年2月16日 1時) (
レス) id: 85b98bbbbb (このIDを非表示/違反報告)
はっさく(プロフ) - せくやさん» せくやさん！素敵なコメントありがとうございます！私の拙い文章力で良ければ…！(笑)ありがとうございます！頑張ります！！ (2020年2月16日 1時) (レス) id: 85b98bbbbb (このIDを非表示/違反報告)
魅夢(プロフ) - 【満艦飾とファンファーレ】すごく好きです！続き楽しみに待ってます！ (2020年2月14日 15時) (レス) id: 42b3633d53 (このIDを非表示/違反報告)
せくや - はっさくさんの作品、とても素敵で一気に読みました！素晴らしい表現力だと思います。私にも、分けてほしいぐらいです(笑) これからも、更新頑張ってください！ (2020年2月9日 19時) (レス) id: 585d871cb4 (このIDを非表示/違反報告)
はっさく(プロフ) - Naoさん» 笑ってる方ですかね？(笑)DM送らせて頂きました！ (2019年8月4日 20時) (レス) id: 85b98bbbbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はっさく | 作成日時：2018年9月28日 1時
