グリフィンドール ページ50
「「ハリーを取った！！」」
ウィーズリー兄弟の声が耳に響く。
ハリーと目が合う、ハリーはニコやかに両手をブンブンと振ってきた。
『･･･』
Aもニコッと笑顔を返す。
横を見るとロンが真っ青な顔をして、佇んでいた。
『･･･』
かける言葉がないので無視で
ごめんね
「A・ポッター」
名前が響くと、一気に静かになる。
水をうったように冷えた･･
スッと一歩足を前に出す。
マクゴナガル先生と目が合った。
先生は眉を下げて、困ったような笑みを浮かべて帽子を持っていた。
Aは目をそらし、スツールを映す。
「A・ポッターってハリー・ポッターの姉の？」
「あの愛された女の子？」
「マジか？」
ボソボソと小さな声が聞こえる。
ギシッと音を立てる椅子に腰を下ろす、帽子を被ると大きくて視界は真っ暗になる。
「フーム
ハリー・ポッターの姉か･･
これはまた･･難しい
魔力は弟よりも例のあの人より
勇気に満ちているし、頭も悪くない
冷徹な考えも時には必要と割り切っている。
力も欲しい･･･」
ムゥっと唸る声が聞こえる。
『ハリーと同じ所にいれて欲しい』
「そうかね？
君はどちらかというとスリザリンよりなのだが･･･
まぁ君は決められておるのだがねぇ･･･」
最後の一言が頭に引っかかった。
『決められている？
どういうこと？』
「ダンブルドア校長が君をグリフィンドールに入れろと」
ピシッと何かが切れたような音が聞こえた気がした。
ゾクッと右手の物が動く感触
ムカムカするのは私じゃない･･･誰かの感情
『････そう』
私の声は少し低かっただろう
「グ･･グリフィンドール！！」
一瞬垣間見えた私の心はスリザリン寄りのものだった
帽子さんは意見を変えないように早く組を分けたのだろう。
「「「「いぇえええ！！」」」」
グリフィンドール生が叫ぶ。
フッと目が合った
ダンブルドア校長は満足そうに笑っていたが、その目は私を睨んでいた。
私もまた口元は挑発的に笑っていたが、目は怒りを含んでいた。
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ROI - 間違えてますかね(..;)間違えてたらすみません。私映画ではなく本を頼りに話を進めております。映画と少し内容が違う所があるかと… (2018年3月30日 2時) (
レス) id: 28f134f02b (このIDを非表示/違反報告)
庵 - リリーはペチュの姉だったはずやない？ (2018年2月6日 0時) (レス) id: 781a67beb0 (このIDを非表示/違反報告)
クーロ - 名前変えました。また更新始めようと思います！！皆さんのコメントが私の力になってます(^O^) (2016年10月31日 17時) (レス) id: 4eaf9b6dd8 (このIDを非表示/違反報告)
0vp07346pj245f(プロフ) - 面白かったです。続きなるべく早めにお願いします。 (2016年10月30日 19時) (レス) id: bbd1cd5dd2 (このIDを非表示/違反報告)
0vp07346pj245f(プロフ) - 早く更新してください。楽しみで仕方ない。 (2016年10月26日 16時) (レス) id: bbd1cd5dd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ROI | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2016年6月4日 22時
