ドラコ・マルフォイ ページ44
コンパートメントに近づくと、扉の前に３人の人影が見えた。
「うわぁああ！」
そのうちに一人が叫び３人がこちらに走ってくる。
Aは避けることはせず、３人の内の一人に目を寄せた。
彼はハリーの横に居た･･･
「おや？君は」
相手も私の顔を見て立ち止まる。
後ろの二人は顔を赤く染め私を見ていた。
「A・ポッターだね
前会った時よりも随分と可愛くなったね」
ニコッと笑い、少し飛び出た前髪をたくし上げる。
『貴方の名前は？』
「僕はドラコ・マルフォイ
よろしく」
ズイッと出された手にAも手を重ねる。
『えぇよろしく
ちょっとどいて貰っても良いかな？』
ハリーの元に行きたかったAは眉を少し下げ道を開けるように言う
「分かった
おい！」
マルフォイは後ろの二人にきつめな声を上げ道を開けた。
Aは小走りで二人の間を駆け抜けハリーのいるコンパートメントに入った。
『ただいま』
「A！
可愛くなってる！！」
ハリーが声を上げてAに抱きつく。
『ハーマイオニーが手伝ってくれたの』
「へぇハーマイオニーが？」
ハリーは奇怪そうな顔をし席に着いた。
『ロン？』
ロンはボーッと私の顔を見つめて固まっている。
ロンの前に手を持っていって首、を傾げると顔をトマトのように真っ赤にし背けられた。
「いったい何やってたの？」
ドアがすぐに開きハーマイオニーが顔を出す。
その言葉にAも場のおかしさに気付く、お菓子は散らばってるしロンはスキャバーズの尻尾を片手に持ってる。
二人がハーマイオニーの質問を無視してしゃべり出す。
散々喋った後に
「何かご用？」
今さらながらロンが訪ねた。
「３人とも急いだ方がいいわ。
ローブを着て。私、前の方に行って運転手に聞いてきたんだけど、
もうまもなく着くって。
まさか喧嘩してたんじゃないでしょうね？
まだ着いてもないうちから問題になるわよ」
「スキャバーズが喧嘩してたんだ。
僕達じゃないよ」
「それにAが来たのは今だしね」
ロンが初めに言って、付け足しのようにハリーが口を開く。
「よろしければ、着替えるから出て行ってくれないかな？」
ロンがツンッとした言い方で追い出そうとする。
「いいわよ
皆が通路でかけっこしたりして、あんまり子供っぽい振る舞いをするもんだから、
様子を見に来ただけよ」
ハーマイオニーも負けじと棘のある言い方をする。
ハァ･･･めんどくさい
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ROI - 間違えてますかね(..;)間違えてたらすみません。私映画ではなく本を頼りに話を進めております。映画と少し内容が違う所があるかと… (2018年3月30日 2時) (
レス) id: 28f134f02b (このIDを非表示/違反報告)
庵 - リリーはペチュの姉だったはずやない？ (2018年2月6日 0時) (レス) id: 781a67beb0 (このIDを非表示/違反報告)
クーロ - 名前変えました。また更新始めようと思います！！皆さんのコメントが私の力になってます(^O^) (2016年10月31日 17時) (レス) id: 4eaf9b6dd8 (このIDを非表示/違反報告)
0vp07346pj245f(プロフ) - 面白かったです。続きなるべく早めにお願いします。 (2016年10月30日 19時) (レス) id: bbd1cd5dd2 (このIDを非表示/違反報告)
0vp07346pj245f(プロフ) - 早く更新してください。楽しみで仕方ない。 (2016年10月26日 16時) (レス) id: bbd1cd5dd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ROI | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2016年6月4日 22時
