右腕 ページ27
「言っただろうが。ここから盗もうなんて、狂気の沙汰だわい」
ハグリッドが言う
廊下？らしき道を数メートル歩いて行くと、カウンターがあった。
「おはよう」
ハグリッドがカウンターに座ってる小鬼に声をかけた
「ポッターさんの金庫から金を取りに来たんだが」
「鍵はお持ちでいらっしゃいますか？」
「どっかにあるはずだが」
なんてハグリッドの声が聞こえるも、私は辺りに目を向けた
ルビーのような石をはかりにかけてる小鬼
話をしてる小鬼
忙しそうに走り回る小鬼
…小鬼…
どこかで‥見た…ような？
「あった」
ハグリッドの声が聞こえたので、小鬼の方を見た
小鬼は黄金の鍵を持って、細かく確かめてから
「承知いたしました」
と聞こえた
「それとダンブルドア教授からの手紙を預かってきとる」
「七一三番金庫にある、例のものについてだが」
ピクッと私の右腕が動く
私は少し肩眉をあげたが、周りの人たちは気づいていなかった
「誰かに両方の金庫へ案内させましょう。
グリップフック」
小鬼がやってきた。
グリップフックの後について行く。
「七一三番金庫の例の物って、何？」
『…』
私も自然とハグリッドを見る
「それは言えん」
私の顔を見て言うハグリッドに、私は慌てて下を向いた
そうこうしているうちに、グリップフックが扉を開けてくれた。
そこにはトロッコがあった。
全員乗り込むと、物凄い勢いでトロッコは進みだした。
２人の声が後ろから聞こえる中、私は前を向いて右腕を左手で掴んでいた。
トロッコが小さな扉の前で止まった。
小鬼は扉の鍵を開ける。
緑色の煙がモクモクと吹き出してきた。
それが消えたと思うと、目の前には金貨の山
「みーんなお前さんらのだ」
後ろからハグリッドに背を押されて金庫の中に一歩足を踏み入れた。
ハリーは金貨をポケットに詰め込みだしたが、私はそれを見つめていた
「行かんのか？」
『…』
目を逸らすと、ハグリッドはため息交じりに私のポケットに金貨一つまみを押し込んだ
ハグリッドの手自体も大きいため、ハリーの量を超えた金額が入った。
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ROI - 間違えてますかね(..;)間違えてたらすみません。私映画ではなく本を頼りに話を進めております。映画と少し内容が違う所があるかと… (2018年3月30日 2時) (
レス) id: 28f134f02b (このIDを非表示/違反報告)
庵 - リリーはペチュの姉だったはずやない？ (2018年2月6日 0時) (レス) id: 781a67beb0 (このIDを非表示/違反報告)
クーロ - 名前変えました。また更新始めようと思います！！皆さんのコメントが私の力になってます(^O^) (2016年10月31日 17時) (レス) id: 4eaf9b6dd8 (このIDを非表示/違反報告)
0vp07346pj245f(プロフ) - 面白かったです。続きなるべく早めにお願いします。 (2016年10月30日 19時) (レス) id: bbd1cd5dd2 (このIDを非表示/違反報告)
0vp07346pj245f(プロフ) - 早く更新してください。楽しみで仕方ない。 (2016年10月26日 16時) (レス) id: bbd1cd5dd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ROI | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2016年6月4日 22時
