腹が立つ？ ページ22
朝、目を覚ますとハリーが横で眠り、ハグリッドがソファで眠っていた
「夢だったんだ」
目を開けずに呟くハリー
一体何故目を開けないのか不思議だが、それを無視して私は服を着替えた
「ハグリッドていう大男がやってきて、僕が魔法使いの学校に入るって言ってたけど、
あれは夢だったんだ。目を開けたらきっとあの物置の中に居るんだ」
なんて言葉が聞こえてくる、くしで髪をときオールバックにしてハリーに目を移したとき
コンコン
窓の方から音が聞こえてきた
ゆっくりとその方向に目を向けるとふくろうが足の爪で窓をひっかいている
窓に近づき窓を開けると、ふくろうがハグリッドの上に飛んでいきポトリとハグリッドの上に新聞を落とした
そのまま私の肩の上に乗った
ふくろうの嘴の下を撫でる
『この頃ふくろう、よく見かけてる気がする』
カリカリと撫でた時
「起きるよ
起きればいいんでしょ！！」
ハリーの声が聞こえて目を開けこちらを見た
緑色の瞳が私とふくろうを映し、次にハグリッドを映すと目を光らせる
バサッ！
ふくろうが羽を広げハグリッドの方に飛んで行った
「だめだよ！」
ハリーがバッと立ち上がってハグリッドの方による
私は本を開いて椅子に座った
「ハグリッド、ふくろうが‥」
「金を払ってやれ」
なんて言葉が聞こえる
それを無視して読書に熱中していると
「A！！
出かけるって！」
ハリーが私の本を取り上げて手を握り早く早くと急かす
ピョンピョンと跳ね回って走る
それを横目にハグリッドの横に立った
ハグリッドはブーツを履いている
『ねぇ
私達お金ないわよ』
目を細めてハグリッドの目を見据える
「そんなことは心配いらん」
「父さん母さんがおまえさんらに何も残していなかったと思うのか？」
『…』
私はハグリッドの言葉を聞いて首を傾げる
「魔法使いの銀行にある」
「銀行なんてあるの！！？」
ハリーがソーセージを頬張っていたのに声をあげる
「一つしかないがね。グリンゴッツだ。小鬼が経営しとる」
小鬼と言われて絵本の絵を想像する
「こ・お・に？」
ハリーは顔を真っ青にしてソーセージを落とした
ハリーの元に寄り、横に座る
ハグリッドは銀行とホグワーツの自慢を長く話していたが
ダンブルドア、その単語が出た時何故か無性に腹が立った
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ROI - 間違えてますかね(..;)間違えてたらすみません。私映画ではなく本を頼りに話を進めております。映画と少し内容が違う所があるかと… (2018年3月30日 2時) (
レス) id: 28f134f02b (このIDを非表示/違反報告)
庵 - リリーはペチュの姉だったはずやない？ (2018年2月6日 0時) (レス) id: 781a67beb0 (このIDを非表示/違反報告)
クーロ - 名前変えました。また更新始めようと思います！！皆さんのコメントが私の力になってます(^O^) (2016年10月31日 17時) (レス) id: 4eaf9b6dd8 (このIDを非表示/違反報告)
0vp07346pj245f(プロフ) - 面白かったです。続きなるべく早めにお願いします。 (2016年10月30日 19時) (レス) id: bbd1cd5dd2 (このIDを非表示/違反報告)
0vp07346pj245f(プロフ) - 早く更新してください。楽しみで仕方ない。 (2016年10月26日 16時) (レス) id: bbd1cd5dd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ROI | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2016年6月4日 22時
