何処かで見た ページ16
ドーン！！
もう一度、誰かがノックしてる。ダドリーが飛び起きて寝ぼけた声で言った
「何？大砲？どこ？」
向こうの部屋に走って行ったバーノンおじさん
ライフル銃を手に持ってやってきた
「誰だ。そこにいるのは！
言っとくが、こっちには銃があるぞ！！」
おじさんは叫んだ
一瞬の空白。そして
バターン！！
蝶番も吹っ飛ぶほどの力でドアが開けられ、扉が轟音を上げて床に落ちた。
戸口には大男が突っ立ていた。ボウボウと長い髪、モジャモジャの髭
顔もほとんど見えない。でも毛むくじゃらの中から、真っ黒な黄金虫のような目が輝いている
大男は窮屈そうに中に入ってきて
ソファの前に立った
「少し開けてくれや太っちょ」
ダドリーに言うと
ダドリーは金切り声を上げて逃げ出し、母の後ろに隠れた
『･･･』
ジロッと男を睨み
ハリーの手首を握り、後ろに後ずさる
「！
Aか？
変わっとらんな
その後ろに居るのがハリーか？
こっち来い」
ハリーはヒョコッと顔を出して男を見た
「最後にお前さんらを見た時にゃ、まだほんの赤ん坊だったなぁ
ハリーはお父さんにそっくりだ、でも目はお母さんだなぁ
Aはお母さんそっくりだ、でもその目の色と髪は･･･」
言葉を濁して目をそらした大男
バーノンおじさんは奇妙な掠れ声を出した
「今すぐお引き取りを願いたい。家宅侵入罪ですぞ！！」
「黙れ、ダーズリー。腐った大スモモめ」
と言うや否や、大男はソファ越しに手を伸しておじさんの銃をまるでゴム細工の銃をひねるかのようにやすやすと丸めて部屋の隅に放り投げた
バーノンおじさんはまた素っ頓狂な声を出した
「何はともあれ･･二人とも
お誕生日おめでとう。お前さんらに渡したいもんがある
どっかで俺の尻に敷いちまったかもしれんが、まあ味は変わらんだろう」
黒いコートの内から少し潰れた箱を取りだした
ハリーはそれを受け取り中身を確認した
「お前さんもこっちゃ来い」
Aに言うが後ろに後ずさって幅を開けた
「嫌われてしまったか？」
ハリーの目は輝き大男を見た
「あなたは誰？」
大男はクスクスと笑い答えた
「さよう、まだ自己紹介をしとらんかった。
俺はルビウス・ハグリッド。ホグワーツの鍵と領地を守る番人だ。」
そうききAは彼を見たことあるといったおかしな感情に包まれた
あの人は何処で見たっけ
何処で＿＿＿＿＿＿＿
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ROI - 間違えてますかね(..;)間違えてたらすみません。私映画ではなく本を頼りに話を進めております。映画と少し内容が違う所があるかと… (2018年3月30日 2時) (
レス) id: 28f134f02b (このIDを非表示/違反報告)
庵 - リリーはペチュの姉だったはずやない？ (2018年2月6日 0時) (レス) id: 781a67beb0 (このIDを非表示/違反報告)
クーロ - 名前変えました。また更新始めようと思います！！皆さんのコメントが私の力になってます(^O^) (2016年10月31日 17時) (レス) id: 4eaf9b6dd8 (このIDを非表示/違反報告)
0vp07346pj245f(プロフ) - 面白かったです。続きなるべく早めにお願いします。 (2016年10月30日 19時) (レス) id: bbd1cd5dd2 (このIDを非表示/違反報告)
0vp07346pj245f(プロフ) - 早く更新してください。楽しみで仕方ない。 (2016年10月26日 16時) (レス) id: bbd1cd5dd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ROI | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2016年6月4日 22時
