騒がしい朝 ページ2
『ハリー
起きて、朝だよ』
ハリーの体を揺する彼女の名前はA
もう用意が出来ていて、髪型も服もキッチリ完璧だ。
「ん〜
もうちょっと」
彼女の声は落ち着いていてとても心地が良いため起きる気にはなれない
その時
ドンドンドン！！
「さあ、起きて！早く！」
部屋のドアをけたたましく叩く音が聞こえたのである。
ハリーは肩を揺らして目を覚ました
おばさんがキッチンに歩いて行く音と共に、火の音がした。
『ハリー･･･
だから起こしたのに』
Aは困ったように眉を下げて戸を開けた。
二人で寝るには少し狭く埃っぽい、そうここは階段下の物置なのだ
『おばさん
私は何をすれば良いんですか？』
ハリーが出てきて何のでフォローに回ったA
「ベーコンの具合を見ておくれ。焦がしたら承知しないよ。
今日はダドリーちゃんのお誕生日なんだから、間違いのないようにしなくちゃ」
なら全部自分でやれよっと思う
「なんだい？その顔は！」
『いいえ
何でもないです』
Aはキッチンに向かいフライパンのベーコンの様子に目をやる
部屋に入ってきたハリー
「髪をとかせ！」
ハリーを見たバーノンおじさんが挨拶の前に一括入れる
「A
僕何かすることある？」
キッチンに足を進めて自らの姉の横に立つ
『別にないけど、そう言ったらハリーが可哀想だから
お皿出して』
別にないと言ったときのハリーの顔はやばかった。
カチャカチャとお皿を並べていると
息子のダドリーが部屋に入ってきてプレゼントを数えている。
すると突然顔色を変えてパパとママを見上げた
「三十六だ。去年より二つ少ないや」
「坊や、マージおばさんの分を数えなかったでしょう。
パパとママからの大きな包みの下にありますよ」
「分かったよ。でも三十七だ」
ダドリーは眉を八の字に歪めて今にも怒鳴り出しそうだ
ハリーは机を引っ繰り返されることに身構えてベーコンを口に詰め込んだ。
『ハリー
リスみたい』
そんな気も知らずに姉はハリーの頬を突く
おばさんも危険に気付いたらしく、慌てて言った
「今日お出かけした時、あと二つ買ってあげましょ。どう？かわいこちゃん。
あと二個よそれでいい？」
ダドリーは考えているのか口をつぐんだ。
頭が弱いので相当悩んでいる
「そうすると、ぼく三十･･･三十･･･」
「三十九よ
可愛い坊や」
「そうかならいいや」
そう言って床に座り込み、袋を乱暴にあけるダドリー
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ROI - 間違えてますかね(..;)間違えてたらすみません。私映画ではなく本を頼りに話を進めております。映画と少し内容が違う所があるかと… (2018年3月30日 2時) (
レス) id: 28f134f02b (このIDを非表示/違反報告)
庵 - リリーはペチュの姉だったはずやない？ (2018年2月6日 0時) (レス) id: 781a67beb0 (このIDを非表示/違反報告)
クーロ - 名前変えました。また更新始めようと思います！！皆さんのコメントが私の力になってます(^O^) (2016年10月31日 17時) (レス) id: 4eaf9b6dd8 (このIDを非表示/違反報告)
0vp07346pj245f(プロフ) - 面白かったです。続きなるべく早めにお願いします。 (2016年10月30日 19時) (レス) id: bbd1cd5dd2 (このIDを非表示/違反報告)
0vp07346pj245f(プロフ) - 早く更新してください。楽しみで仕方ない。 (2016年10月26日 16時) (レス) id: bbd1cd5dd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ROI | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2016年6月4日 22時
