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ヌナは天才肌らしい。
歌は小さい頃から好きでよく歌っていたらしくめちゃくちゃ上手いし、ダンスなんてまだ始めたばかりなんて嘘みたいに上手い
HS「うわ〜…ヌナすごい」
「スニョンもダンス上手じゃん」
HS「ヌナほどじゃないよ」
SC「Aヤ〜こっち来て一緒にラップの練習しよう」
「オッパ私がラップ下手くそなの知ってて誘ってますよね」
SC「アニㅋㅋㅋㅋ」
「ごめんなさいね滑舌悪くて」
ラップは苦手らしい。まぁそこも含めて可愛いけど
練習が思い通り上手くいかず凹んでる時も、ミスばっかりで怒られた時も、練習がしんどくて泣きそうな時もいつも隣に居てくれたのはヌナだった。
そんなヌナを好きにならないわけなくて、俺はずっとヌナの後ろをついてまわった
HS「ヌナ〜ここ教えて下さい」
「んー」
WZ「てかさ、ずっと思ってたけどお前ら姉弟なの？」
HS「え、なんで？似てる？もしかして俺ら似てる！？」
WZ「アニ、全く似てないけど同い年なのにヌナ呼びしてるから。双子なのかなって」
HS「……同い年なのに？」
WZ「……待ってお前何年？」
HS「96だけど、」
WZ「Aは？」
「96だよ」
時が止まった気がした。えっと、俺は96で、ジフナも96。ヌナだと思ってたAも96……
HS「ヌナじゃない……？同い年じゃん！！！」
WZ「知らなかったのかよㅋㅋㅋㅋ」
HS「だって自己紹介の時言ってなかったし、、てかなんで言ってくれなかったんだよ〜！」
「だってスニョンのヌナ呼び可愛かったから。本当の弟みたいでつい…ミアネスニョア〜」
ハグすれば許されると思うなよ本当。(しっかり許した)
そしてこれを機に俺とAの間にあった薄い壁がなくなりさらに距離が縮まり、ついには親友と呼ばれるくらい仲良くなった
同い年、同期。この後一緒にデビューして同じパフォーマンスチームになるという奇跡をまだこの時の俺らは知らない
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作者名：ホン | 作成日時：2023年2月12日 2時
