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『次の月末評価の発表では、2人ペアになって渡された曲のコンセプトに沿ってダンスをしてもらう』
全員集合をかけられ伝えられたそれ。
2人ペアは誰でもいいらしい。いつも通りスニョンと組もうかなと考えながら、流れてるテーマの曲を聞く
曲を聞きながら踊っている姿を想像した時、私の隣に立って踊っている人を思い浮かべる
何故かその時すごくしっくり来たのはジョンハンさんだった
曲の雰囲気的にもジョンハンさんがピッタリだと思ったし、素直に一緒に踊りたい。そう思った
断られること前提で誘ってみよう。ダメだったらダメでその時また考えればいい
当たって砕けろ精神だ
一人壁際で体操座りしてるジョンハンさんに話しかける
「ジョンハンさん、今ちょっといいですか」
いいですかとか聞いときながら返事も待たずにスラスラ出てくる言葉。ごめん口が勝手に
「ペア、私と組みませんか？というか組んでくれませんか」
お願いします。と頭を下げる
JH「え、なんで俺…？俺と組んでもいい評価貰えないと思いますけど」
「評価とか関係ないです。私がジョンハンさんと組みたい、それだけです。」
JH「いや、評価大事…」
「お願いします」
JH「……評価悪くても知らないですからね」
渋々だけどペア組んでくれることになった。良かった砕けずにすんだ
HS「何話してたの？」
「ダンスペア組みませんか？って」
HS「え、お前ヒョンと組むの？！俺は？俺Aと組むつもりだったんだけど！」
「ごめんスニョア〜また次誘って」
HS「……」
あー出た拗ねスニョン。無意識なんだろうけどほっぺ膨らませて上目遣いで見てくるこの顔
「ヘムチみたい〜可愛いよスニョン」
HS「可愛いって言うなお前のせいだからな」
「もちもちスニョン。君はずっとそのままでいてね」
HS「俺のほっぺもちもちしていいのはAだけって知ってた？」
「知ってる知ってる。親友の特権ってやつ」
韓国に来て初めて出来た友達。練習生になった時期も同じで同期ってやつ。
今では私の全てを受け止めてくれてなんでも相談出来る最高の親友だ。
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作者名：ホン | 作成日時：2023年2月12日 2時
