너 예쁘다 !! Ⅲ (ページ29)

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HS「…ㅋㅋㅋ」

寝ているAの隣に寝転び頬をつついたり写真を撮ったり好き放題しているホシと全く起きる様子もなく死んだように眠るA

HS「……こいつ生きてるよね？」

WZ「生きてるだろ」

HS「…買い物明日にするか〜」

Aを起こすのを諦め寝始めたトラ

いや、お前は帰れよ

HS「俺Aとデート行く約束してたんだよ」

WZ「ただの買い物だろ」

HS「何買いに行くと思う？」

WZ「知らん」

なあなあどこ行くと思う？何買うと思う？とウザ絡みして来るので適当にあしらう

よっぽどAと出かけるのが嬉しいのかニマニマしながらずっと話しかけてくるホシ

HS「そろそろ新しい練習着ほしいな〜って思ってたらAが一緒に買いに行こうって誘ってくれて！しかも俺がお揃いにしようって言ったらいいよ〜って」

WZ「へえ〜良かったな。お前お揃いほしいってずっと言ってたじゃん」

HS「そう！念願の！！」

俺と一緒で外に出たがらないAから誘うなんて珍しいな〜と考えながら一人話続けるホシに適当に相槌を打つ

WZ「俺今着てるパーカーとバケハお揃いだし靴も色違い」

HS「…なんだよいきなり。マウントか？マウントなのか？？」

WZ「別に？Aはよくここに来るし、作業も常に一緒にしてるから俺が1番長く一緒にいる」

HS「嫉妬してんじゃんㅋㅋㅋ」

WZ「嫉妬じゃねえよ。本当のこと言っただけ」

Aの手料理1番食ってるの俺だし、曲作りでも一番最初に相談されるの俺だし

お揃いもそこそこ多い方……だと思う。

だから嫉妬ではない。決して。

HS「へえ〜……可愛いとこあるじゃん。ね、A〜」

「くそ、録音しておけば良かった。ちょ、もっかい言って」

WZ「……起きてたのかよ」

横になり、片腕で頭を支えた体勢でこっちを見てくる2人

Aの体に巻き付くように足を絡めるホシとなんの抵抗もせずだるそうにこちらを向くA

「そうだねパーカーもバケハもお揃いだし、靴も色違いだもんね。」

HS「ずるくない？俺全然お揃い持ってないのに」

「だって私とウジ仲良しだもん」

HS「俺達も仲良しじゃん！！」

「うわっ、しぬしぬ」

蛇のようにAに巻き付きかぶさるホシ。イチャイチャするならよそ行ってくれないか頼むから。