第6話 ページ8
.
「オイ、ヒーロー！！この餓鬼の命と引き換えに1億用意しやがれ！！」
『あ''ーｯ最低最悪だよねえホント！！』
「………」
子供の襟を掴んで持ち上げる敵に向けて、殺意の篭った目を向ける鷹君。
そりゃ怒るよね、命に変えられるものなんて無いのに
「(1番許せないのは馬鹿げた代償だが、先輩との時間潰した事も憎い…！)」
『…鷹君、多分あの敵さんは私達に気付いてないよ。
だから＿＿…』
「…分かりました。けど昼飯もあるんで、無理はしないように」
やだ鷹君優しいっ！と冗談を溢せば、「飯の為ですから」と一言。
結局ご飯やないかーい
、
『＿観念しろ敵！！此処はもうヒーローに包囲された！！』
「〜〜ｯどうなってんだよぉ…！！
何故っ、こんな大物ヒーロー達が勢揃いなんだよォォオ！？」
さて、現状報告といこうか。
馬鹿な敵の目の先にいるのは、私の他に3人のヒーロー。
エンデヴァー、ホークス、シンリンカムイ。
…え？何でシンリンカムイもいるかって？
答えは簡単、私の個性は何だったかな？
「！？？そげな大物達が何でここにいるばい！」
既に避難させた一般人の1人がそう叫ぶ。
それに便乗するように、震えている敵が言った。
「そうだッ！！たかが餓鬼1匹で、こんな騒ぎになるかよｫ！？」
『…餓鬼1匹だろうが小さな動物1匹だろうが…守るのが
敵が震えのあまりナイフを落とす。
その時を見計ったかのように、今まで敵の上で飛んでいた鷹君が、物凄い勢いで降りてきた。
そして
「ぐえっ！！」
「…俺の時間潰したのは高くツキますよ〜、敵さん？」
「ぁ…ホ、ホークス…！！」
「『もう、大丈夫』」
…その後。
鷹君がひと蹴り入れて気絶した敵は、後に来た警察に連れて行かれた。
人質の子供も無事救出。いやぁ、愉快愉快♪
「アビス、ホークス！ありがとうございました…！！
でも、アビスの隣にいたホークスは？さっき空から落ちてきたよね？」
『んー？あれは私の個性だよ。
…あ、コレ。ありがとうございました』
簡単に言うと、子供のお母さんから物を借りてヒーローの幻を見せてた訳。
「…にしてもお2人、息ピッタリだったねぇ。お似合いだよ！」
『だって鷹君！』
「ハイハイ、良いから行きますよ。それじゃ」
素っ気なく返した鷹君を追いかけて、私達は現場から姿を消した。
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あなたの作品の続きを待っています - やべぇ好きや....面白いワロタです！続き頑張ってください!! (2023年1月22日 7時) (
レス) @page11 id: 6639dc2919 (このIDを非表示/違反報告)
りんごおいちぃ - あかん…めっちゃ好きやわ (2021年9月2日 20時) (レス) id: 5a928aef25 (このIDを非表示/違反報告)
Ｒ−アル−(プロフ) - 最高の作品見つけたと思ったら更新されてないッ？！ 更新されるの待ってます！！ (2020年6月14日 0時) (レス) id: dd3cf6d358 (このIDを非表示/違反報告)
じつ(プロフ) - めちゃくちゃすきです……！！！更新頑張ってください！これからも応援してます！！！！！ (2020年5月2日 14時) (レス) id: 22e2aebaea (このIDを非表示/違反報告)
由瑞 - 凄く面白かったです。更新頑張ってください! (2020年4月24日 6時) (レス) id: 8d4739ba12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ramu24 | 作成日時：2020年4月22日 17時
