第2話 ページ4
.
「オ、もう帰るのか？気を付けろよアビス！」
鞄を持って職員室から出て行こうとすると、後ろから明るい声で引き止められた。
その声は紛れもなく、
『…マイク…私もうヒーローですよ？5つ下だからって子供扱いしないで
ください！』
「冷てえなァ！シヴィー！！」
雄英時代の先輩、プレゼント・マイクだった。
声音を変えないで笑う彼に、少しばかりイラッとくる。
「噂の鷹君にはこれから会いに行くのかァ？」
『…それ以上聞いたら訴えますよ』
「こぇーなオイ！…んじゃ、気をつけてな？」
『……はい』
相変わらずあの人のテンションにはついて行けない。
、
『…あ、鷹君』
帰り道、何か作業をする鷹君達を見かけた。
見れただけでも良かったな、うんうん
ふぅと息をついて、足を進めようとした…のに、
『(……まだ、見てたい)』
やっぱり可愛い後輩の頑張る姿は、見てたいよ。
…でもさ…
「…アビス？」
『ッ！？』
まさか張本人から声をかけられるとは、誰も思わないよね！？
驚いていると、剛翼を羽ばたかせこちらに近づく鷹君。
『たｯｯ…鷹君！！！お疲れ！！！』
「いや…静かにしてくださいよ、耳に響く」
『な、何で分かったの…？』
「…分かりますよ」
貴方の事ですから、と目を細める鷹君。
なにそれ
『どういう意味…？』
「…分かりませんか？」
『分かりません』←
でも、きっと良い意味だよね！！
「まぁ良いです…てか俺、今日先輩に連絡したんですけど？」
『え''！？』
慌ててLI○Eを開くと、着信が1つ。
ホークスこんにちは
『んふっ…こんにちは…笑』
「何ですか」
『いいえ何でも！！』
やばいちょー嬉しい、
あれ…待って？
『ねぇ鷹君、ちょっと携帯開いて！』
「え！？嫌ですよ」
『良いじゃん！やましい物とかないでしょ？』
鷹君から携帯を取って電源を入れる。
…ロック画面に映っていたモノに、私は目を丸くした。
『えっ…これ、私じゃん』
「……はぁ〜〜、だから嫌だったんですよ…」
そう、映っていたのは私と鷹君のツーショット。
鷹君、あの時すごい嫌がってるように見えたけど…
『可愛い事するじゃんか〜！！』
「うるっさいです！！！」
思いっきり頭叩かれた
まぁ鷹君の赤面見れたし良いや！
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あなたの作品の続きを待っています - やべぇ好きや....面白いワロタです！続き頑張ってください!! (2023年1月22日 7時) (
レス) @page11 id: 6639dc2919 (このIDを非表示/違反報告)
りんごおいちぃ - あかん…めっちゃ好きやわ (2021年9月2日 20時) (レス) id: 5a928aef25 (このIDを非表示/違反報告)
Ｒ−アル−(プロフ) - 最高の作品見つけたと思ったら更新されてないッ？！ 更新されるの待ってます！！ (2020年6月14日 0時) (レス) id: dd3cf6d358 (このIDを非表示/違反報告)
じつ(プロフ) - めちゃくちゃすきです……！！！更新頑張ってください！これからも応援してます！！！！！ (2020年5月2日 14時) (レス) id: 22e2aebaea (このIDを非表示/違反報告)
由瑞 - 凄く面白かったです。更新頑張ってください! (2020年4月24日 6時) (レス) id: 8d4739ba12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ramu24 | 作成日時：2020年4月22日 17時
