従兄妹 ページ6
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ホークスさんと某メールアプリでアドレスを交換し、追加ボタンを押す。
ヒーローと連絡先を交換するのは、これが2人目だ。
(( ﾃﾚﾚﾚﾃﾃﾃﾝ♪ ﾃﾚﾚﾚﾃﾃﾃﾝ♪ ))
…噂をすれば。
電話に応答すると押せば、聞き慣れた従兄妹の声が聞こえてきた。
「A…今どこだ。家の鍵開けっ放しだぞ」
『あれ、それって不法侵入になんない？』
「門番だから、門番」
いくら家が近所だからって、そんな心配しなくても良いのに。
私は言葉を続ける。
『今ちょっと知り合いの家にいるんだけど、もう帰るから。それまでよろしく』
「…早く帰って来いよ、従兄妹とはいえ流石の俺も限界はあるしな」
『うーん意味わからん。じゃあね』←
電話を切ると、ホークスさんが少し不機嫌になっていた。
『あ、聞いてましたか？今の通りなんですけど…』
「…誰ですか、今の人」
『イレイザーヘッドです。知ってますかね』
「…よりによってヒーロー…！」
何が気に食わないのだろうか。私が悩む間も、ホークスさんは不貞腐れている。
…あっ、分かった！
『自分より先に、他のヒーローの連絡先を持っていたのが気に食わない！』
「…何で分かったんです？」
『えぇ、当たりましたか？やった』
ホークスは「やられた！」という顔をして、私を抱き寄せた。
…ん？抱き寄せた？
『ちょ、ホークスさん！？？』
「…帰らないでください」((ｷﾞｭｯ
甘える様な声でそう言い、強く私を抱きしめる。
ドクン、ドクンと脈を打つのがだんだん速くなってきた。
「第一、下着を着てないでしょ。出歩かせられないです」
『いや、パーカーだから万が一でも大丈夫ですよ！…多分』
「…だからッ、心配なんですってば！言わせないでくださいよ…！」
そう言う彼の耳は真っ赤だった。どうやら帰らせる気はないらしい。
しかし、合理主義の従兄妹をずっと待たせるのも私の命が危ない(物理的に)。←
『…じゃあ、送ってくれませんか？うちまで』
「…そうきますか…」
『ついでに、従兄妹に挨拶してもらおうと思ったんですけど…ダメですか？』
するとホークスは何か思いついた様に、
「是非とも」
と、不敵に笑った。
…嫌な予感しかしないぞ…。
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夜空 - これCV中村悠一だもんなぁそう聞くとﾁ━━( ꒪⌓꒪)━━ﾝ･･･ (2022年9月5日 15時) (
レス) @page30 id: 89b4ed43fb (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 更新ありがとうございます！ベタ甘なホークス良きです(*´ω｀*)続きも楽しみです♪ (2020年5月12日 1時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
弥悪 - うぉぉ………どうしようニヤニヤ止まんない←変態じゃないよ？！��(ﾟДﾟ) (2020年4月30日 21時) (レス) id: fe502d7723 (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - まさかの展開にドキドキハラハラしました…！！ すごい展開…！続きや新作も楽しみにしております(*´ω｀*) (2020年4月25日 1時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
玲音 - ホークス一途.......大好きです。 (2020年4月22日 14時) (レス) id: 85bc7616b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ramu24 | 作成日時：2020年4月7日 15時
