ホラー映画 ページ28
.
「Aさん」
『どうかしましたか、ご飯不味かったですか？』
「ご飯は安定に美味しいんですけど、そうじゃなくて
夜更かししてホラー映画観ません？」
『』
それは啓悟が帰ってきて食卓についた時の事。
DVD片手にキリッと眉を潜める啓悟に私は言葉を失った。
『…それは、私がホラーにめっぽう弱い事を承知して言ってる？』
「あ、何ならこっちの【ﾋﾟｰ(放送できません)】系もあるけど」←
『ホラー映画楽しみだなぁ(遠い目)』
啓悟さん貴方なんてもん借りてきたの！！
そう叫びたい声をグッと抑え、ご飯を喉に通す。
「お風呂入った後にしようか、あっ一緒に入る？」
『ﾋﾄﾘﾃﾞﾊｲﾚﾙﾓﾝ! ﾋﾄﾘﾃﾞﾊｲﾙﾓﾝ‼』
「声すっごい震えてますけど？」((ｸｽｸｽ
クスクスと笑い「俺が身体洗ってやりますよ」と何故かノリ気の啓悟。
何で一緒に入る前提…あ、もう良いや←
『仕事は？大丈夫なの？』
「ちゃんと起きるよ、それともAが起こしてくれるばい？」
『どうしよっかな〜』
食器を流しに置いて、テレビをつける。
最近はどれも同じような番組ばっかでつまんないなぁ…
「さて、早いとこ風呂に入っちゃいますか」((ｸﾞｲｯ
『ちょっ、手引っ張らないで？？本当に一緒に入るの！？
ヒィッ色んな意味で心の準備がぁああ』
こうして私達はテレビを付けっぱなしのまま、脱衣所へと向かったのだった
、
「アイス用意良し！抱きつくようクッション用意良し！」
『私の心の準備不能…()』
「俺にくっ付いてて良いから、ホラ」
お風呂を上がって、いよいよホラー映画上映…
私はテレビの前に体育座りをして、震えつつクッションを抱き抱える。
啓悟もDVDを差し込むと、私の隣にピッタリと寄り添った。
「アイス、バニラとソーダどっちが良い？」
『ソーダ』
「じゃあ俺もソーダにしよ」
啓悟から棒アイスを受け取り、口に放り込む。
ブーという音が鳴って、テレビが真っ暗になった。
『ひぃ〜無理無理！！』
「自分の女とやってみたかったんだよね〜」
ニコニコ笑って平然とテレビを眺める啓悟。お前まじか？？？
「始まるよ、ホラ目ェ開けて」
『ひぇｯ本当に無理だから、ほんとっ、』
ギャアアアアア！という私の叫び声が家に響く。
夜は皮肉にもまだ始まったばかりだ。
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夜空 - これCV中村悠一だもんなぁそう聞くとﾁ━━( ꒪⌓꒪)━━ﾝ･･･ (2022年9月5日 15時) (
レス) @page30 id: 89b4ed43fb (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - 更新ありがとうございます！ベタ甘なホークス良きです(*´ω｀*)続きも楽しみです♪ (2020年5月12日 1時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
弥悪 - うぉぉ………どうしようニヤニヤ止まんない←変態じゃないよ？！��(ﾟДﾟ) (2020年4月30日 21時) (レス) id: fe502d7723 (このIDを非表示/違反報告)
花帆 - まさかの展開にドキドキハラハラしました…！！ すごい展開…！続きや新作も楽しみにしております(*´ω｀*) (2020年4月25日 1時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
玲音 - ホークス一途.......大好きです。 (2020年4月22日 14時) (レス) id: 85bc7616b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ramu24 | 作成日時：2020年4月7日 15時
