３話 お迎え ページ4
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部活を終え、蘭、園子と合流した午後６時。
−ガチャッ
真っ黒な車の戸が開き、見覚えのある奴が出てきた。
「お嬢様、お迎えにあがりました」
『しーつじ、園子と蘭も乗っけていい？』
「無論、お任せください」
蘭「ありがとうございます！」
そう言いペコリと頭を下げる蘭
園子「相変わらずのイケメンっぷりね〜、Aんとこの執事は！」
『だってさ』
「…それは、ありがたきお言葉」
『はい、２人共！乗った乗った！』
蘭と園子が車に乗ったのを確認し、私も乗り込んだ。
執事も運転席に座る。
「では、先に蘭様のお宅からでも？」
『あ、そこで私も下ろしてくれない？』
「…と言いますと」
『おじさんとコナンに会いに行くから』
「コナン」、という言葉に反応を見せた執事。
だって、ハンドルを左手で強く握って、右手で首を掻いてるから。
此奴は焦ると首を掻く癖がある。
『小学生よ？問題ナッシング』
「…では、私から旦那様にお伝えしておきます」
『っしゃ！お願い！』
首を掻くのを止め、執事は運転を始めた
『あ…蘭、ごめん！そのまま行く事にしちゃった』
蘭「ううん！全然大丈夫。Aならお父さんも歓迎してくれると思う！」
園子「そうね。あの人、何気にAの事気に入ってるし」
『ほんと？』
「ほんとよー！」と笑う園子。蘭もニコニコしてる。
なーんて話してると、あっという間に蘭の家。
蘭「あの、ありがとうございました！」
『じゃ、帰る時にメール送るよ』
「承知しました」
園子「また明日ねー！」
『アデュー！』
私たちが車から降りると、バタンッと蘭が戸を閉めてくれた。
蘭「行こう、A」
『おうよ！』
久々におじさんに会う嬉しさを込め、私は階段を駆け上がった。
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レイ - とても良いと思います (自分はルパン落ちがいいですがね) (2020年4月25日 22時) (
レス) id: 207d3f04ef (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑 - 義母ファッキュウ（＾ω＾） (2020年3月11日 18時) (レス) id: 1f2db930a1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 義母許さぬ( ・∇・) (2019年12月13日 17時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - 零さん» ほんとだよ蘭ちゃん天使…。蘭ちゃんの可愛さ表現できてよかった！ (2019年8月3日 7時) (レス) id: c26738024d (このIDを非表示/違反報告)
零 - 「えへ」って蘭姉ちゃんかわい (2019年8月2日 20時) (レス) id: b9ca4b6036 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ramu24 | 作成日時：2019年7月12日 21時
