１話 いつも通り？ ページ2
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『いってきまーす』
いつも通り、門を潜り抜け家を出る
「お嬢様ァァ！？高校までお送り致しますと言ってるでしょう？！」
『ちっ、うるさいのが来た』
執事が猛ダッシュで私を追いかけてきた。おいおいここは道路だぞ？
…まぁ、仕方がないので止まってやる
『執事、命令をお聞き』
「…何なりと」
『バイクで登校しようぜ。』
「…は？」
．
．
『ぶあっひゃひゃひゃひゃひゃwwww』←
「笑い方どうにかしてください！？」
『高校生が朝からバイク通学だよ！？校則やぶっひゃひゃwww』
「せめて最後まで言えェェェ」
只今、帝丹高校までバイクで通学中でっす。
思いっきり道路に鳴り響く騒音。あ、ちゃんとヘルメットしてるよ？
安全は確保しなきゃね☆
「なにが確保だ！朝からバイク通学っつー時点でヤンキーだから？！」
『はいはい細い事は気にしない。あ、蘭だ！らーん！！』
蘭「え！？A！？？」
園子「まーた彼奴やらかしてる…！」
キキィ！とバイクを執事が止め、ヘルメットを外す。
『おはよう諸君！今日をいかがお過ごしかね！』
園子「バイク通学なんて、つくづく馬鹿ね」
『はっはっは』
蘭「あ、あはは」
「お嬢がお世話になっております、蘭様、園子様」
席から降り、深々と頭を下げる執事
おい、蘭が戸惑ってるぞどうしてくれる。
「…と、彼は」
『？』
執事が目線を下にやる。どうしたよ、下に何がある？
私も下を向く。と、ランドセルを背負った、
『小学生？』
「おはようございます！」
何処か、いなくなった探偵馬鹿に雰囲気が似ている小学生に会った。
コナン「僕、江戸川コナンって言います！」
『よろしくね、コナン』
そこまで興味はなかったので、軽く会釈だけする。
蘭「コナン君、私の家に居候してるの」
『ふーん…じゃ、私たち行くわ』
再びバイクに跨ると、「待って！」と園子が声を上げた。
園子「次郎吉おじさまが、私と蘭と是非って！」
『なになに、…《紅恋美術館チケット》…？良いの？』
園子「勿論！３人で楽しみましょ！」
ニカッと笑う園子を見て、私も笑顔になれた。
やはり園子はロマンチックを好むから、こういうのも好きなんだろ。
「お嬢様…」
『ん。ありがとー園子〜！！』
こうして、私たちを乗せたバイクは再び道路を走り始めた。
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レイ - とても良いと思います (自分はルパン落ちがいいですがね) (2020年4月25日 22時) (
レス) id: 207d3f04ef (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑 - 義母ファッキュウ（＾ω＾） (2020年3月11日 18時) (レス) id: 1f2db930a1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 義母許さぬ( ・∇・) (2019年12月13日 17時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - 零さん» ほんとだよ蘭ちゃん天使…。蘭ちゃんの可愛さ表現できてよかった！ (2019年8月3日 7時) (レス) id: c26738024d (このIDを非表示/違反報告)
零 - 「えへ」って蘭姉ちゃんかわい (2019年8月2日 20時) (レス) id: b9ca4b6036 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ramu24 | 作成日時：2019年7月12日 21時
