夜のおはなし ページ13
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『んー…』
深夜。月に照らされた海面を眺め、軽く欠伸をした。
夜風が頬を撫でる。
『きれい…』
睡魔が私に襲いかかってきて、目蓋が自然と落ちてきた。
…部屋に戻ろうと、振り返ったその時。
「わっ!」
『っぬ…⁉?』
目の前には見慣れた麦わら帽子。
「ニシシ」と笑う声音に、反省の色はナシ。
『る、ルフィさ…ビックリした…』
「つかお前、声すごかったぞ⁉」
確かに、驚いた時に「ぬ」は使わないか。…って、そうじゃない。
『なにしてるの、こんな夜中に?』
「いや、なんか眠れなくてよぉ…外に出てみたんだ!」
『あ、そうなんだ…奇遇だね。』
「きぐう…?」
『私も眠れなくてさ、今、やっと眠たくなってきたの。』
「あ、そうなのか！良かったなァ」
『誰かさんが驚かせて、目が覚めちゃったけれど』
ニマニマと口元を緩めて言う。と、ルフィさんは自覚したのか、
「あ、わ、悪いA!」
『ふっ、あは…!良いの、良いの』
と謝ってきた。
ルフィさんの焦った顔が面白くって、笑ってしまった。
するとそんな私を見てか、ルフィさんの顔つきが厳しくなる。
「おい」
『えｯ』
「…俺、そろそろ限界だぞ?」
『…??』
「…寝る!おやすみA‼」
何が何だかわからないまま、ルフィさんは半ギレで部屋に戻った。
バタン!とドアが大きく音を立てて閉まるのと同時に
『…なっ、なんで怒ってるの…?』
疑問に満ち溢れた私の声だけ、静かに響いたのであった。
《 WIN・A 》
．．．．．
( 形勢逆転、か… )
( ルフィ達の声、大きすぎるのよ！目、覚めたじゃない…！ )
( とりあえず明日謝っとこ )
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こころ(プロフ) - 続き楽しみにしてます 夢主とルフィの絡むところが好きです 更新頑張ってください (2020年5月22日 8時) (
レス) id: eb962bcdd2 (このIDを非表示/違反報告)
零@歌い手色のツク民達 - Ramu24さん» ネッ友だなんてうへへ←お久しぶりだけど相変わらず最高！ワンピは何しても面白くなってしまう← (2020年4月6日 10時) (レス) id: ad7e14349a (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - 月花さん» それと仰る通り、私Ramu24と零はネッ友です！ (2020年4月1日 19時) (レス) id: 0496850943 (このIDを非表示/違反報告)
Ramu24(プロフ) - 月花さん» コメありがとうございます！そこに触れたらいけませぬよ(ニコリ) (2020年4月1日 19時) (レス) id: 0496850943 (このIDを非表示/違反報告)
月花 - ウソップにちゅーされたら鼻が刺さるんじゃ…← (2020年4月1日 13時) (レス) id: 23cb55ce5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ramu24 | 作成日時：2019年6月15日 18時
