元攘夷志士、雄英通うって。【銀魂】【ヒロアカ】 (ページ37)

今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:95,488 hit

阿「36話だ。ったく、団長は自分勝手だな」ページ37

.

威「ほら、くしとってヨ♪」

『あ、待って！顔洗うから。』

威「早くしてよネ。阿伏兎が待ってんだから。」

(バシャアッ)『ふぃー。』(フキフキ)

威「早くー！くしとって！」

『ハイハイ。じゃ、よろしくね。』

私は神威の前に正座して、くしを渡す。

威「やっぱAの髪はさらさらだネ～！」(ニコニコ)

『そう？あ、小っちゃい時もこうやってとかしてくれたよね。』

威「あぁ。神楽と一緒にお姫様ごっこをしてたよネ♪」

『うわー///懐かしー！』

威「A、すっごく可愛かったヨ♪あの時♪」

『えー？神楽も可愛かったじゃん！あ、神威王子様役だったよね？』

威「そうだっけ？覚えてないナ～。・・・はい、出来た♪」

私は鏡を手に取り自分を映す。と、鏡には衝撃の姿が。

『この髪型・・・お姫様ごっこした時と同じだ！』

その髪型は、神威と同じで後ろで三つ編みしたもの。

威「よく覚えてるネ。その通りだヨ♪」

『わぁ～・・・♡ありがとう神威！』

威「よく似合ってるヨ！マイプリンセス♡」

『やだなぁ、プリンセスなんて///』

威「A、手出して♪」

『ん？こう？』(すっ)

威「・・・chu」

神威は私の手の甲に口付けをした。

『っ、うわ？！ななな何すんの！////』

威「魔法をかけたんだヨ♪次は、ここを奪いに来るからネ♪」(とんっ)

そう言って人差し指を置いたのは、私の唇。

『うわ・・・///王子様だねえ。』

威「じゃあまたネ♪A♪」

『あっ、うん！またね！』

こうして神威は靴を履いて窓から飛び降りた。

『・・・帰り方もかっけぇなおい。』

そういえば魔法って何だろう？