おまじない【CS】 (ページ9)

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私服

室内

※自分の家の中であり、一日外出の予定がない(緊急の収集は例外)ことを前提とする。

家では基本的に家族や使用人に至るまでが全員着物を着ている。正直、日常的に着物を着る人が多くない現代でこんなことしてる自分の家庭は頭がおかしいと思っている。高校を卒業したら絶対に一人暮らしをしてやると決意したのは中学に入学した頃。
邪魔だし重いし歩きづらい。大型連休で外出の予定が全くない時は、「何でこんな格好しているんだろう」と考え始める。

特にもようもなく、何の色にも染められていない真っ白な肌襦袢(インナーのようなもの)の上に藍色をベースとしたところに白藍色でポピーを描かれている長襦袢(俗にいう着物)を着ている。
帯は青色の反対色とされる橙色。柄とかはなく、無地。寒い時はこの上にさらに真っ黒な羽織を羽織っている。

でも、なんだかんだ言って着物の柄はお気に入り。
小さい頃に1番最初に着た着物の柄がこの色で、この柄だった。その後成長し、着物も替え時だと言われ、新しい着物を買い与えた時に「前のが良い！！」大号泣した。どう頑張っても泣き止まなかったため、仕方なく同じ生地でサイズを合わせて作った。
それ以降も泣かれると面倒だと考えた両親は成長するたびに同じ生地でサイズを合わせ、注文しに行っていた。今でもそれは継続中であり、この先も家にいる限り途切れることはないだろう。

屋外

特にこれと言ったこだわりがあるわけでもないし、そもそも家に洋服が少ない。和服が大半を占めている。
和服に関する知識はいやでも身についているが、洋服に関してはてんで疎い。

ブランド物とかを着るわけではなく、総合衣料品店(此方で言うしま◯らのようなお店)でマネキンに着せてあるものをそのままそっくり購入している。
購入するまではいいが、結局手前のものを取って着ていくので、着ていないものは本当に着ていない。

夏は無難なTシャツ、冬はパーカー率高め。
それ以外は箪笥の奥の方にしまってある。大掃除をして断捨離でもしない限り、掘り出されることはないだろう。

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