おまじない【CS】 (ページ8)

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戦闘着

正直着替えるのは面倒くさいし、緊急の収集では着替える時間もないので着用回数は少なめ。個人的にはこだわりがあるわけでもないから尚更。しかし、両親に「事前に収集がかかっている時だけでもいいから着替えろ」を口酸っぱく言われているため、その時はちゃんと着替える。

上半身は白いシャツを中に一枚着た状態で熱耐性軽量化が施された特殊なマウンテンパーカーを着ている。昔はよく着られていた狩衣をイメージしたかのように肩より少し下は熱が篭るのを防ぐためにあえて布が切られているようなデザインになっており、首の付け根から肩にかけてある深青色のベルトで切られている部分を繋げてある。夏でも冬でも兼用できるように、ここの金具を締めたり緩めたりすることによって繋げたり離したりできる。自分で温度調節ができるという利点があるが、久々に調節した時になかなか左右対称になってくれないというのが難点である。

腕の部分は動き回る時に邪魔にならないように手首のところで締まりが調節できる。ちなみに調節する部分はベルトの金具のようなものではなく、子供がよく履く靴についているビリビリ。理由は金具よりもビリビリの方が早いから。とは言っているが、実際は澪が上手くできないから改良されたのではないかと思われる。

首元は締まっていると暑苦しく感じ、拘束感があるためフラットな感じになっている。フラットとは言っても、首元は完全に隠れるような長さになっている。首をすくめれば口元まで隠れるようになる。寒い時にはよく首をすくめて両手をポケットに突っ込んでいる。

下半身はメンズ用の真っ黒なレギンスに何処かのスポーツ用品店に売っている膝上の半ズボンを履いている。
半ズボンの方は日によって変わっているため、かなりの枚数があると予測されている。実際に、この半ズボンはランニングをする時に履いているもの。たまにワンポイントで動物が印刷されていることがあり、思わずほっこりしてしまう。ここで笑ってしまうとその後の会話で軽く無視されるようになる。「思うのは勝手だが、口には出すな」という気持ちの表れであろう。

パーカーのデザイン性は悪くないため普段から着ていても違和感がない。
学校登校時にパーカーとして着て行ったこともあるが、特に注意されなかった。それどころが、クラスメイトや先生に「そのパーカーお洒落だな〜」と感心されるほど。「どこで売ってるの？」と聞かれた時にはすごく困る。だって売ってないもん。

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