おまじない【CS】 (ページ31)

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│家柄ページ31

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真田家

ボーダーメーカーの仕事をしている者なら誰もが知るほどの有名な家系
小さい頃から基礎体力の向上を図り、能力を身につけていくため、「真田」の名を持つ者は優秀なボーダーメーカーになると言われているほど。
女子に生まれれば家業に専念し、男子に生まれればボーダーメーカーになるために日々訓練していく。古い考え方が根強く残っているというのも真田家の特徴だろう。そのため、真田家のボーダーメーカーは男性しかいない。歴代のボーダーメーカーを記した本があり、初めての仕事を終えた時に自分で名前を書くという謎風習がある。もちろん澪は記載済み。

昔の御三家のような形で、当主というものが存在する。
今は病気で早死してしまった祖父の代わりに父親が当主となっている。しかし、そんなに人がいるわけでもないので当主としての威厳があるかと言われると非常に微妙である。

「人のために命を捧げることこそ、私たちの幸せである」という何処かの宗教のような考えを主としている。
澪はその考えが嫌いで、心の中で反抗しまくっている。

東境内に大きめのお屋敷を構えている。
広い割に使用人などがいるわけでもなく、今住んでいるのは父、母、澪の3人と、親戚が集まって合計で15人程度で、その中でボーダーメーカーとして活動しているのは澪を含め8人。
澪以外の人は境都の方を担当してるため、任務で一緒になることはほぼない。

家族が集まる茶の間というのもがしっかりと存在しており、そこから廊下に出て進んでいくとそれぞれプライベートが保護された部屋がある。掃除する時もそれぞれの部屋に入ってはいけない。掃除は自分でする。もちろんゴミ捨ても。そうすることによって、お互いのプライベートを守っている。

それ以外には特に変わった様子もない屋敷のような構図。南側は縁側があり、やたらと広い庭がある。庭には小さな池があり、鯉が4匹ほど泳いでいる。餌やりは気が向いた時に誰かがやっている。

家の中では基本的に和装
朝の早い時間帯に外出の用事のある時には例外として和装でなくても良いようになっている。
家の中には洋服が圧倒的に少ない。ほぼほぼ和服だと思ってくれて構わない。

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