おまじない【CS】 (ページ27)

今日:42 hit、昨日:12 hit、合計:3,349 hit

│ ページ27

。

「近年は電子機器が発展してきて、わざわざ大量の紙とインクを消費しなくても、想いを形にすることが出来るような時代になりました。様々な環境問題から考えても、やはりパソコン作業の方が良いんでしょうけど、ぼくはやっぱり紙に字を書くという行為が好きですね。多くの人に理解されることではないんでしょうけど…。万年筆のあの書き心地は、一度触れてしまったらなかなか抜け出せません。ぼくは筆圧が強い方ではないので、力を入れなくてもすらすら書けてしまうというのは魔法のようだと感じていました。でも、一般の方が興味本位で買うことはお勧めしませんね。インクが固まってしまいますし、結構いいお値段しますから。」

「貴方が飲んでいるそれはなんですか？なんだかしゅわしゅわしていてとても綺麗ですけど…。あ、それ、もしかして炭酸飲料ですか？いえ、結構です。ぼくは炭酸飲料は飲めません。なんだか辛くないですか？喉も痛くなりますし、あまり…というより、普通に苦手です。…よく飲めますね。ぼくはしゅわしゅわしていなくてもミルクティーで十分です。この甘さはやみつきになります。よろしければ、一口如何ですか？」

「パンケーキ？パフェ？それはどんな物なのですか？食べ物…ですよね？ぼくは食べたことなくて…。どんな味なんですか？甘い？柔らかい？…そうなんですね。とっても美味しそうです羨ましいです。ぼくもいつか食べてみたいです。」

「あ、猫だ。…ん、もふもふしてる。可愛いですね。猫はずっと自由で、何にも縛られていなくて…羨ましい限りです。ぼくは今世で徳を積んで、来世は猫にしてもらいたいです。それくらいぼくは猫が好きです。」

「洋服はあまり着ないので、種類とか、違いがあまりわからないんです。和服なら皆さんよりも知っていることは多いでしょうけれど、なんて言うんですか？この…ダボっとした服に帽子がついている服は…。パーカー？そうですか、パーカーと言うのですか。ぼくは洋服の中であったらこのパーカーが着やすくて好きです。」

。