CV ページ23
。
【CV】
《声質》
顔に出ない分、声に感情がわかりやすいくらいに出る。
普段の声からも無気力さが滲み出ている。声変わりが入ったのにも関わらず子供っぽい声だと言われるが、話す言葉は大人とほぼ同等であろう。言葉選びを的確で誰でも言っている意味が一発で理解できる。
嬉しい時は声が明るくなっているような気がするらしい。
初対面では普通の時と区別がつかないが、1ヶ月くらい過ごしているとなんとなくわかってくるらしい。
怒っている時はどの感情よりもわかりやすい。顔にも出るし、口数も少なくなるし、声も呆れたような声になる。
こんな感じでわかりやすいところは、まだまだ子供だなぁと実感できる数少ない部分であろう。
仕事している時も、命に手がかからない限りは大声を出さない。大声にならない所が、いつも通り過ぎて恐怖を感じる人もいるとか。誰かがミスをし、命に関わりそうな時は声量が1.5倍になる。そして心なしか早口になっている。
怖いと思っている時(主に決断をする時)はいつも通りを貫いているつもりであるが、無意識に声が震えている。本人は恐怖で震えていることに気づいていない。
しかし、本能的なものなのだろうか。その震えを隠すために声を張り上げている。普段はどちらかと言えば声量が小さい方なので、びっくりする人も多いかもしれない。
精神的に弱っている時はどこかふわっとしていて掴みどころがないような声になる。
儚いとも表現できるだろう。放っておいたらどこかに消えてしまいそうな声になる。聞こえ方によっては子供っぽくも聞こえる。
この時の澪の声を聞いた人はほぼゼロに近い。そもそも人に弱音を吐けないため、この状況に遭遇したのならそれは澪が信頼しているという証拠だろう。これは信頼している人にだけ見せる弱み。
。
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ