おまじない【CS】 (ページ12)

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二つ目は、マイペースであるということ。
時間にルーズな部分があり、任務は自分の好きなタイミングで片付けたい澪は人と一緒に行動するのが少し苦手。

人に合わせて行動することに対して物凄く面倒だと感じている。
誰かと協力するために待っているくらいなら、自分一人でさっさと任務を片付けてしまいたいと考えている。人と関わるのがめんどくさい。コミュニケーションを取ることさえもめんどくさい。

このめんどくささには自信過剰な性格と密接に関係している。
自分の実力に自信があるからこそ、誰かと協力しなくても自分だけで任務を完遂できると思っている。
任務をする上でミスをすることはない…と言うよりは、ミスをすることは許されないと言う感覚に近いだろう。もちろん澪自信のプライドもあるが、それよりも家系的な重圧が大きいだろう。

「俺は真田家の次男、失敗は許されない」と常に心に留めているため、顔に出ることはないが、任務中は極度の緊張状態である。それが良いように作用しているうちはいいが、いずれその緊張に押しつぶされてしまうことがないかが心配である。顔に出ないので、誰も気づいてはいないのだが…。

相手の方が先に待ち合わせに来ている場合はちゃんと合同で任務をしてくれる。コミュニケーションも人との関わりも、めんどくさがっているだけで出来ないわけではないので、ある程度話は続けてくれる。ボーダーメーカーとしての話ならいくらでも繋げてくれるが、最初からプライベートに踏み込んだ話をされると「その話はやめろ」と目で訴えてくる。それでもやめなければ少し怒ったような声と表情で「その話、やめてもらっていいですか？」と言ってくる。その後は無言になる。無言がきついタイプなら、プライベートな話を持ち込まないのが無難だろう。

学校でもこのマイペースは存分に発揮されている。
テストの成績は悪くないのだが、提出期限が大幅に遅れることがある。家に忘れてきたと言うわけではなく、単純にやっていないだけである。そのため、定期テストまでに範囲の勉強が終わらないことがあり、その分野はポンコツ。しかし、好きな分野だけは授業でやっていないところまで勝手にワークを進めている。そのことで先生に軽く怒られた。

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