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『え?』

高ちゃんのその言葉で一気に目が覚めた。

「いやなんかな?」





[回想](高ちゃん視点)
あれは俺の子供の誕生日に何かサプライズで買ってやろうと思い、出かけていた時だった。

「…あ。石田の彼氏くんじゃないですか」
「彼氏くんってなんで知ってるんです?俺貴方に言ったって聞いてないんですけど」

偶然石田の彼氏と遭遇した。まぁ付き合ってるんだろうな、って気持ちで「彼氏くん」と言ったのだが、それがいけなかったらしい。ものすごく嫌そうな顔をされた。

「あー…すみません…」
「…あなた鉗とどういう関係ですか」
「あ、同僚っす…」
「本当に??????」

漆黒の目、と言っていいだろうか。というか、とてつもなく失礼だが、俺はこの人と話したこの時、「メンヘラヤンデレタイプか」と思ってしまった。
いや、愛が強すぎるんだよ。それはそれで石田にとってはちょうどいいんだろうけど。

「…この写真で信じてもらえます?」
「…え、本当に同僚さん…?え、すみません、!!」
「あ、全然大丈夫っす」

申し訳ない!と言ってくる彼氏くん。彼の名前は確か…あぁ、そうだ。福田修平。

「…福田、修平さんであってます?」
「え、あ、はい…なんで名前を…?」
「石田…というか鉗が言ってましたよ」
「えー……連絡先交換しましょう」
「俺でいいならぜひ」

これからよろしくお願いしますね。と意味深なニュアンスで話しかけてきた福田さんにはいとしか言えなかった。

「…鉗の苗字が福田になるの楽しみだなぁ」
「…えへへ、w」

俺が少し鎌をかけたら普通に頬を赤くして照れていた。
この人相当モテるんだろうな。

「…頑張ってください。“らっだぁ”さん」
「…」










『えー?そんなことあったんや』
「せやぞ。お前の苗字福田になってから会ってないから今度会わせてや」
『そのうちね』

高ちゃんからそんな話を聞いて、笑いが溢れた。











[石田]
実は回想の最後の
「…頑張ってください。“らっだぁ”さん」
「…」
ってとこ、主人公である貴方には伝えられていません。なぜ高ちゃんは“らっだぁ”と言ったんでしょうね。

あと、久しぶりに高ちゃんが出て来ましたね。俺この「高ちゃん」に関しては本当の名前覚えていないので、永遠に「高ちゃん」とでしか出て来ません。この人物を覚えていない人は「警察とギャング。」を見てください(ごめん)

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純平ナビ(プロフ) - 完結‥‼︎お疲れ様でした!とてもいい作品でした…完結したこれからも読み返させていただきます。本当にお疲れ様でした (45分前) (レス) @page31 id: 3b0614b16b (このIDを非表示/違反報告)
如月 - どハマりして2時間ぶっ通しでここまで読みました…最高すぎますマジで本当に大好き。ブラウザの民ですが更新心待ちにしてます。季節の変わり目なので体調にお気を付けてお過ごしください…。マジで好き… (4月23日 5時) (レス) @page17 id: 8435ceb2da (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ISIDA_DER | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2024年3月28日 3時

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