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『…緊張』
「待って緊張する時緊張って言うの?」
『駄目すか』
「いやギャップ萌え好き」
『こんなギャップ萌えいらんやろ…』

らびすぴプリズンブレイクから少し経った今、観測者やストグラ住民はそれぞれの物語に没頭していた。
そして現在、俺は結婚しているレダーさん及び青井先輩の魂であるらっだぁ─修平さん─と自宅でChill Timeを過ごしている。

「…てかさ!」
『はぁい』
「なんで警察になってんの!」
『え?今更?』

何故白堕ちしたんだ、と聞かれても。…市長に言われちゃったらなぁ

『…市長に白でいてくれって言われたんすよ』
「俺らが黒に勧誘したら来る?」
『…市長と話し合わないと分からんッスね』
「えー…」

まぁ、正直海で黒にならんことは無い。海は今半グレっていう立場で、今寝ている。
…でもなぁ、難しいんだよなぁ。

「…いやあぁぁぁ…」
『えなんすか』
「いやね?ほら、鉗とするのが俺の生きがいっていうか…」
『…俺だって一緒にしたいっすよ。でもお偉いさんに言われちゃあ抗えないじゃないすか』

こんちくしょう。

「はー…後でデート行こう」
『…何デートすか』
「…ドライブ」
『俺車はMINIしか持ってないっすよ』
「何の確認…?」

MINI、とは車の一種で、その名の通り小さい車だ。更に音が爆音(エンジン音がうるさい)で、左ハンドルに加え窓は取っ手を回すタイプ。しかもドアを開ける時も建物のドアノブの逆バージョン─つまりは取っ手を上に引っ張る形─で開けなければならない。
まぁいい所はあるっちゃある。俺が大好きな手動切り替え式だし、後ろにはスピーカー載ってるし。定期的に点検に出してるからエンジンが急に止まる、なんてことは無い。

※作者はMINI乗りです。気になる方は是非調べてみてください。

『…あ。』
「え?」
『ガソリン無いんで入れに行ってもいいすか』
「いいよ〜」

優c。ありがとう。

「…ねぇ」
『はい』

そんな感情に入り浸っていると、突然また違う声のトーンで話しかけてきた。

「鉗ってさ、バイク乗ってる?」
『乗ってますねぇ』
「どんなやつ?」
『大型っすよ。SUZUKI KATANAの998cc、大体11kgッスね』
「…俺でも乗れる?」
『大型はー…どうでしょう。俺は乗れると思いますよ』

そのバイクって結構人気なの?といつ質問には『そこそこ人気』と答えておいた。
かたなっていう名前かっこよくない?

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如月 - どハマりして2時間ぶっ通しでここまで読みました…最高すぎますマジで本当に大好き。ブラウザの民ですが更新心待ちにしてます。季節の変わり目なので体調にお気を付けてお過ごしください…。マジで好き… (4月23日 5時) (レス) @page17 id: 8435ceb2da (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ISIDA_DER | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2024年3月28日 3時

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