と ページ22
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和也「ただいま〜」
莉緒「おかえり」
和也「うっわ、びっくりした〜…」
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パパの声が聞こえた途端、玄関に走った私を見てパパは一瞬驚いた顔をしたけれど、すぐに優しく笑った
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和也「珍しいな(笑)どしたの、莉緒」
莉緒「うん、あのね、私。」
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“ママの話が聞きたい”
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目を見開いて。驚いていて。でも、また笑った。優しく、笑った。
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莉緒「ママはさ、どんな人だったの」
和也「んー、難しい質問だな(笑)一言で表したら、温かい人。あいつの周りだけいつもポワーンってなってるの。優しい雰囲気が漂ってね。けどすぐ怒るし拗ねるし？(笑)でもそういうところがカワイイの」
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パパの幸せそうな顔を、初めて見た。
いとおしい、っていう感情がすべてに出ている気がしたの
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莉緒「どこで出会ったの、何年付き合ったの、プロポーズは？」
和也「質問攻め(笑)」
莉緒「いーから」
和也「出会ったのは教育実習」
莉緒「………え、まってうちの両親そんな運命的なことしちゃったの？漫画みたいなことしちゃったの？」
和也「何年付き合ったかな、あいつが高校2年の時から大学4年までだから5年くらい？」
莉緒「……ご、ねん」
和也「プロポーズはふつうだよ(笑)結婚しよっか、って。妥協なのかとかうるさかったけど」
莉緒「……なんで」
和也「お腹におまえが出来たからだよ(笑)」
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莉緒「私、邪魔者だった？」
和也「そんなわけないでしょ。俺もあいつもおまえが生まれた時号泣だぜ？俺がだよ？気持ち悪いでしょ？(笑)」
莉緒「ううん…」
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単純に嬉しくて、涙が出そうになった。
私が生まれてくることを待ってくれてた人がいる。生まれてきて嬉しくて泣いてくれた人がいる。それだけで、うれしくて、うれしくて。
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和也「涙目(笑)」
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うれしくて、仕方なかった。
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とも(プロフ) - 号泣です。悲しくてやりきれない気持ちととっても温かい気持ちにもなれました。ステキなお話をありがとうございました。 (2020年11月26日 11時) (
レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
サキ(プロフ) - もんぶらんさん» もんぶらんさんありがとうございます♪私の作品で涙腺崩壊して下さるお方がいらっしゃるなんてびっくりです(笑)二宮くんを愛を感じ取ってもらえたようでとっても嬉しいですー！本当にありがとうございますー！ (2016年7月28日 1時) (レス) id: 76d0ccb008 (このIDを非表示/違反報告)
サキ(プロフ) - りなさん» りなさんありがとうございます♪そう言って頂いて本当に光栄に思っております。何だか照れくさいですがとってもとっても嬉しいですー！是非またコメントお待ちしておりますー！ (2016年7月28日 1時) (レス) id: 76d0ccb008 (このIDを非表示/違反報告)
もんぶらん(プロフ) - すごく感動しました。二宮くんの奥さんそして娘への愛が沢山伝わってきました。涙腺崩壊です……。 (2016年7月27日 1時) (レス) id: 0a41b60122 (このIDを非表示/違反報告)
りな - とても、感動しました。ただ、悲しいだけじゃなく、家族のありがたみが改めて感じることの出来る作品だと私は思います!!!サキさんの作品他にも見てみようと思います。 (2016年7月17日 19時) (レス) id: 4d5bac2a9f (このIDを非表示/違反報告)
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