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念仏１６行【別視点 Ver.鳴狐】 ページ18
「先に首を落とせば勝ち。簡単だな。」
「おお！鳴狐！主殿！八丁殿が一騎打ちをなされましたぞ！！」
『うん、かっこいい。』
「はい、今回の出陣では彼が誉ですね。」
「さぁさぁ！そろそろ帰ってくることでしょうし、出迎えの支度を致しましょう！」
『うん。行こう、主。』
ーーー＊＊出迎え＊＊ーーー
「おかえりなさい！」
みんなが、兄弟や相棒のところへ近寄って、口々におかえりなさいと言っている。
みんな笑っていて、嬉しそうにしている。
鳴狐も、みんなが笑っていると嬉しい。でも、八丁だけが笑ってない。
「鳴狐？どうしました？」
『八丁が、一人…』
「そうですね…八丁殿は同じ刀派の者がおりませんし、時代が同じでも誰も接触したことがありませんからなぁ…」
『寂しそう…』
「では、声をかけに行きましょう！
先程の八丁殿の一騎打ちは素晴らしかったと、お褒めして体を休めるように言いましょう。」
『そうだね』
一人で寂しそうに、兄弟や相棒のところで笑っている仲間を見つめる八丁のことが、少し、可哀想に見えた。
続く (更新停止中)
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堕天使【全テノ終ワリ】 - 面白い小説ですね！自分はこういうの全然書けないので、羨ましいです。 (2018年3月29日 20時) (
レス) id: d4263e4fcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花火 | 作成日時：2018年1月11日 12時
