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紫side
次の日
緑「はまちゃ〜ん！」
学校に着くなり、神ちゃんに抱きつかれる
紫「どした？」
緑「あんな！あんな！」
紫「おん」
緑「耳貸して？」
紫「はい」
緑「流星と付き合うた！」
紫「ええええええっ！？」
あ、やべ
紫「え、ほんま！？え、！？」
緑「んふ、だいじょーぶ？」
紫「なんでなんで！？いつ！？どういう経緯で！？」
緑「質問多いなぁ…話すで？」
紫「おんおんおんおん！」
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緑side
学園祭が終わった後
流星と帰ろうと準備としてたら
女「あ、あのっ、流星くん、お話、あるんやけどっ、」
あー、これは告白やなー
そう思った俺は、咄嗟にこう言う
緑「ええよ流星、先に帰ってるから。また明日な」
青「え、ちょ、神ちゃ、」
上手く笑えたかなー
…確かあの子、学年一の美女、やっけ
流星、断るとは思えんなぁ
断る理由、あれへんし
明日友達として、今まで通り接せるかなー…
濱ちゃんにでも、話聞いてもらうかな…
当たり前やん、みんながみんな、濱ちゃんとか淳太くんみたいに、うまくいく訳とちゃうやん…
わかってた、わかってた、のに…
緑「ふっ……ｸﾞｽ…」
のに、涙が溢れてくるから
緑「も…なんなん…」
もう諦めようとした
なのに
なのに
青「神ちゃん、！」
なんで
なんで？
緑「なんで来たん」
涙を拭いて、聞く
青「悲しそうな、顔しとったやん」
緑「しとらんし…さっきの子は…どしたん…」
青「神ちゃん優先やろ」
こんなのにもドキッとしてまう自分が嫌になる
緑「あれ、絶対告白やろ」
青「だから何？」
緑「もったいないやん」
青「何それ、神ちゃん、あの子と俺が付き合えばええとか思っとるん？」
思ってる訳ない。思ってる訳ないけど
緑「そやで？流星にはかわええ子が似合うやろ。それに流星ほんまは、好きなんとちゃうん？」
青「ちゃう。俺が好きなんは…」
聞きたない
青「神ちゃんやで」
緑「え…」
青「俺が好きなん、神ちゃんやから…神ちゃんは？俺のこと、どう思っとるん？ただの…友達？」
んな訳ないやん
緑「俺もっ…好きっ…」
青「なんで泣くん…」
緑「嬉しくて…」
青「ふー…神ちゃん、俺と付き合うて？」
緑「はいっ…」
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緑「こんな感じ」
紫「何それロマンチック！」
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作者名：神山たかひろ | 作成日時：2020年3月1日 12時
