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桃side
紫「次、オバケ屋敷行こ？」
桃「おけ」
紫「流星達おるかなー」
そこであつ！と声を出し、
紫「神ちゃん、流星と回れたかなぁ」
桃「大丈夫やろ、流星も神ちゃんもお互い一緒に回りたかったっぽいし」
紫「そーなん？じゃ、大丈夫かなー」
桃「ほら、ここやで」
紫「あ、ほんまや。雰囲気あるなぁ」
桃「入るで？」
紫「おん」
入ったはええけど
元々、俺は別に、こういうの大丈夫
で、濱ちゃんも大丈夫なんやけど…
出て驚かしてきたオバケ役の生徒に対して
『わー、すごーい』だの『ぅわー、床、冷たくないん？』とか『前見えてる？気ぃつけてな』とか
相変わらずの天然ぶりに、オバケ達はちょっと困りぎみやったわ
そこに
紫「あ、神ちゃーん、こっち流星？」
緑「話しかけてくる人、初めてやわ」
紫「ん？ごめんごめん。流星、ほんま何しても様になるんよなぁ」
青「そ？おおきに」
紫「おん、吸血鬼やろ？なんか、ほんまに吸ってきそうやん？」
青「いや、やん？って言われても」
緑「もー、濱ちゃん、そんくらいにしたり。のんちゃん妬いとるやろ？」
桃「なっ…別に、妬いてへんし…」
紫「説得力ないなぁ。大丈夫、望がいっちゃんかっこええで？」
桃「ほんまぁ？」
紫「ほんま」
緑「こんなとこでまでイチャイチャ見せつけられるんかい…」
青「それな…」
紫「じゃーね」
青「はーい」
紫「結構楽しかったな？」
桃「な。次どこ行こか」
あれからいろんなところを回って、俺の高校初の学園祭は、幕を閉じた
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作者名：神山たかひろ | 作成日時：2020年3月1日 12時
