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紫side



学園祭、1日目



準備は無事間に合い、本番を迎えた



紫「おかえりなさいませ、ご主人様ぁ」



的な感じで接客中



今日は、丸一日仕事。明日の午後は、望と回るで



思った通り、淳太のメイド服はかわええで?



男性客に人気やし



変なヤツに絡まれへんとええけどなぁ…



女「濱ちゃん、これ5番テーブル!」



紫「はーい!」



男「濱ちゃん!呼び掛けお願い!」



紫「行って来まーす!」



メイド服のまま、看板を持って呼び掛けに行く



まぁ、結構目立つわなww



桃「あ、濱ちゃーん!」



この声は…



紫「望…!?」



桃「あはは、似合ってるー、こないかわええんに、一人で歩いちゃあかんって」



紫「え…望…何その格好…」



俺が言えることちゃうけど



桃「あれー、わからへん?吸血鬼!」



紫「え、なんで…」



桃「コスプレ館やもん、従業員もコスプレすんねん!」



紫「あ、そー、なん…」



桃「おん!変…?」



いや、変も何も…



紫「めっちゃ、かっこええ…////」



桃「ほんま?嬉しいわー!あ、シゲは警察官のコスプレやで?」



紫「淳太に見せたいわ。てか、望…」



桃「ん?」



紫「今俺ら、多分めっちゃ目立っとる…w」



そりゃあ、吸血鬼とメイドのコスプレしとる人おったら、目立つなww



すっごい視線浴びてる



桃「くく、ほんまや…ほな、そろそろ行くわ。頑張ってな」



紫「ん」



俺も戻るか…



教室に戻る



………ん?



紫「なぁ、淳太は?」



淳太がおらへん



そこいらにいた女子生徒に聞いてみる



女「へ?中間くん?さぁ?呼び掛けでも行っとるんちゃうの?」



嫌な予感がする…



電話を掛けてみる



プルルルルルル プルルルルルル




出ぇへん…



紫「淳太探して来る!」



返信も聞かずに、教室を出る



紫「ハァ…ハァ…淳太っ……」



シゲに電話を掛けて



紫「もしもしっ」



赤「もしもし?どないしたん?」



紫「淳太おらへんねん、電話も繋がらん。今探しとる」



赤「っ!俺も探す。望にも声掛けるわ」



紫「お願い!」



電話を切る



横「ぅおっ!?濱田!廊下走んなや!」



紫「すいません!」



そらそうや、注意する側の俺が、走ったらあかんがな



人気のないとこ…









…特別棟か?



人気のないところ=特別棟



なはず



足には自信あんねん



猛ダッシュで向かった先からは



誰かが揉めてる、声がした

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作者名:神山たかひろ | 作成日時:2020年3月1日 12時

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