復讐の殺し屋【THE RAMPAGE】season2

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俺を助けてくれたのは元々刑事を
やっとった人で

過去に1人の人を守れきれへんくて辞めたって
いろいろと教えてくれた


翔吾『あいつは....捕まるんやんな?』



あの事故現場から病院に運ばれた人は
そこまで多くはなくて

周りを見ても父さんも,母さんも,舞も
見つからなかった



"おそらく捕まらんだろうな"

翔吾『なんでなん！？』

"ああいう奴は何でも隠蔽出来る

なかったことに出来るんだ"

翔吾『そんなっ...納得できん！！


あいつはお酒飲んでたんやで！？



そんな奴が生き残ってなんで俺の家族が.....
俺の家族が死ななきゃあかんねん！！』

"おい坊主！！"




俺はその場を後にして走り出した

そんな現実受け止めきれるわけがない
俺が....俺の家族が何をしたって言うんや！！







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？『...........』

"厄介な事にはなったがちゃんと依頼は
受けてくれるんだろうな....?"

？『もちろん、俺らに殺せない人はいない

依頼は必ずこなしてみせる






貴方の復讐、果たしてみせるよ』





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翔吾『.....っ、』


屋上で1人泣いてると後ろから誰か
近づいてくる気配がして

またあのおじさんか.....そう思ったけど
振り向いたと同時に首元に太い手が伸びてきて



俺の足は宙に浮いた



翔吾『うぅっ.....や、めっ...........‼』

男『お前が生きている限り隠蔽は出来ない

安心しろよ.....楽に逝かせてやるからな！！』



当たり前やけど子供の俺が大人の力に
かなう訳がない

抵抗できないまま首を絞める手の力だけが
どんどん強くなっていく



翔吾『たすけっ........て、』

男『向こうで家族と幸せになるんだな』







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？『死ぬべき人間はお前だ』

男『.....っ！！』

翔吾『ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ‼ﾊｧ､ﾊｧ........』




男は喉を抑えながらもがくように苦しんでいた

そしてそんな様子を見つめるのは、




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"コートで顔あんまり見えんかったけど
えらい金髪が似合う美少年やったわ〜"





俺は今の光景が信じられずに動くことが
できなかった






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