復讐の殺し屋【THE RAMPAGE】season2

#06 ページ17

龍太郎side



あの家は.....僕にとって住心地が良すぎたんだ

そして気づけば僕は本当の僕を忘れていた









思い出したんだ 本当の僕を


僕の名前は....






"龍！！今日も剣の稽古付き合ってよ！！"

"ほら龍お前また忘れもんしとるで笑"



龍太郎『阿多......龍太郎』



九龍の一部であり.....SWORDに復讐を誓った



善信『よぉー龍太郎

"目は覚めたか?"』

龍太郎『SWORDを潰せば....すべてが終わる

あの人達の復讐も.....父さんの復讐も果たせる.....』



身にまとっていた服を脱ぎ鏡に映っていたのは
肩から腰にかけて彫られた大きな1匹の龍


龍太郎『銃を......ちょうだい.......』

善信『....何する気だ?』

龍太郎『SWORDを....."潰す"』

善信『いい目をしてんじゃねぇかよ

手を貸すぜ 坊っちゃん』


外に出れば善信会の人が道を作っていた




"りゅ、う......いくな、よ....."



龍太郎『大丈夫....すぐに迎えに行くよ






.








.









SWORDをこの世から消し去ってね』



2度も大切な人を失ったりはしない

僕は僕のやり方で守ってみせる




"龍.....どんなことがあっても龍は龍だ

俺らの仲間に変わりはないから"



龍『俺はもう.....龍じゃない.....』




ﾊﾞﾝｯｯｯﾂ‼



龍『影の幻影に縛られたりなんてしない.....』




"かつての仲間"から貰ったネックレスを銃で粉砕し
踏み潰した

もう、何にも縛られる必要はない



龍太郎『僕..........いや、俺は



この手で全てを終わらせる！！』



それが俺のやり方だから




.

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