#02 ページ13
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屋敷に帰っても龍は広間に顔をだそう
しなかった
九龍には必ず名前に"龍"という文字が
付いている
龍の本名は阿多龍太郎.....
名字は違えど九龍の一部の人間"だった"
『LIKIYAさん....』
LI『.....返事もない
まぁ屋敷をとびだしてないだけまだいい』
龍の部屋に行ったLIKIYAさんは大きくため息を
ついていつもの場所に座った
翔平『LIKIYAさんの声かけでさえ反応しない
なんて......』
陸『仕方ないよ 龍にとって九龍の一部だったってことは
2度と外すことができない足枷みたいな
ものなんだから』
.
.
彰吾『ここでクヨクヨしてたって仕方が
ないでしょ?
どうするんですかこれから
九龍全員が出てきてしまってるんですよ』
広間を覆う空気に喝をいれるように話し
始めたのは山彰さんだった
陣『....せやな
善信はすでに始まっとるって言っとったし
恐らくSWORD地区でなんらかしら動きは
あるやろう』
健太『あの言い方からして俺らに目を
つけるのも時間の問題です』
陸『.....あ、龍』
後ろを振り向くと龍が立っていて、そっと
LIKIYAさんの側に座った
龍『迷惑かけて....ごめんなさい』
瑠唯『誰も迷惑なんて思ってないよ^^』
翔吾『せや！誰にやかって1つや2つ、
誰にも知られたくない過去はあるもんやで！』
龍『......っ
あ、後LIKIYAさん....ありがとうございました』
LI『?』
龍『あぁ言ってくださって嬉しかったです//』
するとLIKIYAさんの顔が珍しく真っ赤になって
隣りに座っている陸さんがすごくニヤついてる
LI『起きてたのかよ...』
龍『はい( ´͈ ᐜ `͈ )』
陸『(・∀・)ﾆﾔﾆﾔ』
LI『そこ！ニヤニヤすんな！
...ったく
.
.
龍、お前戦えるか?』
龍『はい』
陸『良かった〜龍が復活してくれて！！
...それでLIKIYAさんは何を言ったんですか?』
LI『ｸｿｯ....//』
彰吾『俺も気になりますね』
海青『LIKIYAさんの熱い言葉気になります！』
LI『絶対に言わないからな//！！』
あんだけ重かった空気がいつの間にかいつもの
明るい空気に戻っていた
きっとこの16人なら九龍だって怖くない....
.
そう思ってた私は甘い人間なのかな....?
この場にいる何人が思っていると思う?
.
.
この日が16人で笑いあった最後の日
だなんて.........
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龍華 - すっっっごく見入ってしまいました。更新楽しみにしています（*＾-＾*） (2020年8月14日 2時) (
レス) id: 24263368ee (このIDを非表示/違反報告)
news8190(プロフ) - 続き見たいです！ (2020年7月15日 9時) (レス) id: a284048075 (このIDを非表示/違反報告)
AiRI(プロフ) - 更新楽しみにしています！頑張ってください！応援しています！ (2020年5月20日 1時) (レス) id: 5b08b0da4b (このIDを非表示/違反報告)
らんぺlove - 続きがきになるので、更新頑張ってくだい！！ (2020年4月2日 2時) (レス) id: 93ffc6ae72 (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめる - 続き気になります!!更新頑張ってください!!!! (2019年11月24日 22時) (レス) id: 43bc4b2371 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ch.08
| 作成日時：2017年11月19日 20時
