#9 RIKUside ページ10
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"人殺し!!"
"悪魔だ!!"
"消えろ!!"
いつからこんな事になってしまったんだろう
俺はただ復讐をしたかっただけなのに
見てみぬふりをして俺らの家族を見捨てた
お前らの方がよっぽど悪魔だ
気づけば13歳にして俺は絶望心を抱いていた
陸「仕事行ってきます」
陣「おう」
この頃の俺らはまだ今よりも数が少ない
6人でこの屋敷を守っていた
年齢では小学生から高校生まで
本来は学校に通って毎日を過ごしてるはず
...でもそれすら許されない俺らは
仕事が入れば人を切り
いつしか、笑い方を忘れていた
陸「寒っ...もう冬か」
そう言ってドアを開けた時だった
「すみません...ここ、どこですか...?」
今にも凍え死にしそうなくらい震えていた
まだ幼いAがいた
この時俺は自分が殺し屋ということを忘れて
陸「屋敷の中に入って?
このままだと凍え死んじゃう」
気づけば手を差し伸べていた
陸「どうしてここに...?」
「捨てられた...」
当時のAはやせ細ってて冬とは思えない
薄着の格好をしていて
普段から周りに無関心な俺らでも
Aがろくに食事どころか着るものも与えてもらえない生活を送っていたことは
目に見えることだった
LI「ここにいたかったらいてもいいけど
ただ俺らh「何も必要ないです」
「ただ私は復讐がしたいんです！！
私の家族をめちゃくちゃにした九龍に！！
そのため私は...
悪魔と呼ばれても構わない！！」
陸「...！！」
6歳とは思えない並超えた覚悟だった
そして何よりも
LI「なら話早い 俺らの目的は一緒だから」
俺らの目的は偶然と思えないくらい
一致していた
それから俺らは人斬りの契約を切り
少しずつ仲間を増やして独立を図った
もちろん途中で邪魔が入ったりしてお世辞でも
順調とは言えなかったけど
気づけば1つの大家族のような関係になっていた
『...さん、くさん、
陸さん！』
陸『...ん?
あぁごめんごめん笑』
『珍しいですね 陸さんがぼーっとするなんて』
もしあの時Aと出会ってなかったら
俺らはどうなってたんだろう...
いや、もしなんて考えるのはやめよう
陸『A』
『はい?』
陸『ありがとう』
『？？？』
陸『...笑
なんでもない笑』
過去がどうであろうと
この先何が起こるかわからなかろうと
今を大切にしたいからね
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藍染め - めっちゃおもしろいです！更新頑張ってください！ (2017年11月1日 19時) (
レス) id: b8bc9f41db (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - とても面白いです！岩谷翔吾くんの過去編楽しみにしています！これからも更新頑張って下さい！応援しています！ (2017年10月21日 14時) (レス) id: a3a48644bc (このIDを非表示/違反報告)
彼岸花(プロフ) - え、愛してたよって誰が言ったんですか！？陸ちゃんですか！？どうなっちゃうんですか！？ (2017年10月16日 19時) (レス) id: 87d4552829 (このIDを非表示/違反報告)
herena(プロフ) - もありますがCh.08さんも頑張ってください。応援しています。最後になりましたが、体調のほうもきをつけてください。こんなながながとした文章申し訳ありません。では失礼致します。herena (2017年10月11日 21時) (レス) id: 248100ca9e (このIDを非表示/違反報告)
herena(プロフ) - 初めまして。herenaと申します。よろしくお願いします。友人にこの小説を紹介され拝読させていただきました。すごくハラハラ、ドキドキ感動致しました。私も占いツクールには載せていないのですが、小説を書かせていただいております。なかなかうまくいかないとき (2017年10月11日 21時) (レス) id: 248100ca9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ch.08
| 作成日時：2017年8月20日 9時
