復讐の殺し屋【THE RAMPAGE】

season1 Last story ページ40

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健太『....!!


陣さん、なにか来ます!!』



突っ込んでくるように入ってきたのは
6台近くはある黒のリムジン

皆の警戒心が少しずつ高まっていく



だってあれに乗ってるのは...


善信『ガキが偉そうに地位争いしてんじゃ
ねぇよ！

この街は九龍のもんだ
九龍に楯突くとどうなるかわかってるよな?』

『...!!』



さっきまでROCKYと戦っていた蘭丸

ボロボロになっているのにも関わらず
男は容赦無い蹴りを入れた


思わず怯んだ私をコートの中に隠して
抱きしめてくれる陸さん


"大丈夫 俺達がいるから"


そう誰にも聞こえないくらいの声で
優しく言ってくれる陸さんはものすごく温かい



善信『SWORDのガキだけかと思ったら...

まぁずいぶんお揃いじゃねぇかよ』

RAM『『....』』

善信『...こりゃ驚いたな
お前、生きてたのかよ

てっきり母親とまとめて殺せたかと思ったん
だけどよ』

彰吾『ふざけるなっ...』



普段から私達とLIKIYAさんや陣さんの間に
立って支えてくれていた山彰さん

圧倒的な実力と冷静さを持っている山彰さんが
武器を構えようてして怒りをあらわにしていた


善信『お前らに選択肢をやるよ


俺ら九龍に潰されるか、今すぐ身を引くか』



そう言って背を向けた瞬間

コブラさんは男の背中を蹴り飛ばした




ｺﾌﾞﾗ『これが、俺達の答えだ』




SWORDが本当のSWORDになった

その姿は私達が憎んでいたSWORDじゃない




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そしてこの場にいる全員が覚悟を決めた


私達が憎んでいた九龍と、

復讐を誓ったあの日からの長い月日に
終わりを告げる...






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最後の戦いが始まるということに




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