復讐の殺し屋【THE RAMPAGE】

#25 ページ26

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hevenから出ると


ｺﾌﾞﾗ『A...?』

『コブラさん...』


コブラさんが立っていた

コブラさんはROCKYに会いに来たみたいだけど


『今の状態じゃROCKYは会わないと思う...

でもROCKYは必ず会ってくれるよ
今はその時じゃないだけ...

ROCKY...悩んでた、苦しんでた
だから少しだけそっとしておいてあげて』

ｺﾌﾞﾗ『...そうだな少し日を改めるか』


するとコブラさんは私に手を差し出して


ｺﾌﾞﾗ『A俺と一緒にITOKANに
来てくれないか?

嫌ならいいが...もしAが良ければ
Aのこと、教えてほしい』

『...あまりいい話ではないですよ?』

ｺﾌﾞﾗ『無理強いはしない』


私は何も言わずにコブラさんの手を握った

コブラさんは少しだけ目を細めて
優しい笑みを見せた




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ﾅｵﾐ『いらっしゃいA』

『お、お久しぶりです』

ﾅｵﾐ『何か食べる?』

ｺﾌﾞﾗ『いつものやつ 頼む』

ﾅｵﾐ『わかった』


コブラさんは私をソファに座らせると
その隣にゆっくりと腰かけた


ｺﾌﾞﾗ『1つだけ...これは尋問じゃないから
言いたくないことは言わなくてもいい

ただ...もし話してくれるなら正直に
話してほしい



俺らはただ確かめたいんだ

俺らは...信頼していいのかどうか』

『...わかりました』

ｺﾌﾞﾗ『AはROCKYと知り合いなのか?』

『ROCKYは私の名付け親なんです

でも今日までずっと会ってませんでした』

ｺﾌﾞﾗ『...名付け親?』

『私小さい頃に街からこのSWORD地区に
逃げてきたんです』

ｺﾌﾞﾗ『...聞いてもいいか?何があったのか』



私は小さくうなずいた

ヤマトさん達も戻ってきたけれど
何かを察したのか


カウンターに何も言わず私達を見守るように
座っていた



『私の生まれた街は

すごく貧しいところでした』




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